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かぶと狩りじゃあ!映画「銀魂」現場で小栗旬や菅田将暉が全力ダッシュ

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映画「銀魂」撮影現場の様子。左から橋本環奈、小栗旬、菅田将暉。

映画「銀魂」撮影現場の様子。左から橋本環奈、小栗旬、菅田将暉。

空知英秋原作の映画「銀魂」の撮影が、茨城県内にて行われた。コミックナタリーでは撮影現場の様子をレポートする。

8月下旬のこの日は、原作10巻収録の“かぶと狩り”こと第83訓、84訓をアレンジした冒頭シーンが撮影された。“かぶき町”のセットでは、全身青塗りや獣の被りものをかぶった天人(あまんと)が行き来する。そこへ金色のカブトムシを追いかけ、小栗旬演じる坂田銀時、菅田将暉演じる志村新八、橋本環奈演じる神楽という万事屋3人と大量の真選組が全力疾走でやってくる。土方十四郎役の柳楽優弥をはじめ、厚手のジャケットを着た真選組隊員のキャストは暑さとの戦いになったが、何度もダッシュを繰り返す。モニターで映像を確認した菅田は「運動会みたい」と笑っていた。

再現度の高い彼らの衣装は、「るろうに剣心」シリーズで知られる澤田石和寛が担当したもの。また頭髪についても、橋本は地毛をオレンジに染めたほか、小栗も染髪とウィッグで銀髪を再現し役作りに挑んだ。福田雄一監督は本作の現場について「たぶん全員、原作が好きなんですよ。すごく理解した状況で入ってて。役者さんも原作に似せようと思っていないんじゃないですかね。自然に似たというか。みんながその状況に喜びを感じている空気があります」と話す。しかし、語尾が「~アルヨ」という特殊なしゃべり方をする神楽のキャラ作りには注意したそうで「空知先生に『神楽の“アルヨ”は大丈夫ですか? 寒くならないですか?』と聞かれたので、寒くならないキャスティングをしますと約束をしたんです。環奈ちゃんにははじめに会ったとき、アニメを観ておいてくれ、神楽の訛りと“アルヨ”が自然に聞こえるようにしておいてほしい、と言いました」とこだわりを語っている。

後半には桂小太郎役の岡田将生が、エリザベスとともに現場入り。フルCGの定春に対してエリザベスは布製の着ぐるみというアナログ仕様だ。カメラが回っていない間はスタッフが彼の下半身の布をまくり上げてうちわであおぐのだが、そこから男性のたくましい足が覗くのも原作通りと言えるだろう。その後は桂が虫取り網を使って真選組を撃退するアクションシーンや、吉沢亮演じる沖田総悟がバズーカをぶっ放す場面が撮影された。

また福田監督は同現場にて、この実写化の経緯を語った。長男に「ネットで『(勇者)ヨシヒコ』が『銀魂』と似てるって言われてるよ」と告げられたという福田は、「自分のオリジナルのものが何かに似ていると言われるのは、作り手としてちょっとイラッとした」と正直に明かす。しかしその後「銀魂」のアニメを観て、笑いの方向性に関して「やっぱり『ヨシヒコ』、若干似てたんだな」と思ったそう。福田の話によると、当時空知は実写化に対し「あまり気乗りしない」と言っていたが、プロデューサーが冗談半分に「福田監督が『銀魂』をやりたいと言ってるらしい」と伝えたところ「コスプレ感丸出しのヨシヒコが成功したなら、銀魂もできるんじゃないでしょうか」との返事があったという。福田は「おそらく先生も『ヨシヒコ』を観てくれて、『似てるな』って共鳴する部分があったんじゃないかな」と話した。

「銀魂」は、宇宙からやってきた天人が住まうパラレルワールドの江戸を舞台に、万事屋を営む坂田銀時と仲間たちのドタバタを描いた物語。映画は7月14日に全国公開される。

映画「銀魂」

2017年7月14日公開
脚本・監督:福田雄一
原作:「銀魂空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)

キャスト

坂田銀時:小栗旬
志村新八:菅田将暉
神楽:橋本環奈
土方十四郎:柳楽優弥
岡田似蔵:新井浩文
沖田総悟:吉沢亮
村田鉄子:早見あかり
平賀源外:ムロツヨシ
志村妙:長澤まさみ
桂小太郎:岡田将生
武市変平太:佐藤二朗
来島また子:菜々緒
村田鉄矢:安田顕
近藤勲:中村勘九郎
高杉晋助:堂本剛

(c)空知英秋/集英社 (c)2017「銀魂」製作委員会

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