芳根は2013年にドラマデビュー後に「仮面ティーチャー」「ハクバノ王子サマ 純愛適齢期」などに出演、昨年放送されたドラマ「表参道高校合唱部!」では主演を務めた。今作では
未来は強気な性格で、幼いころに両親を亡くして部屋にこもりがちな大和とは対象的なキャラクター。大和とともに「三億円事件」についての疑いをかけられ逃亡する中で、遠慮のない言動で大和を叱咤激励し、ときには引っ張っていく役柄だ。演じる芳根が普段はおとなしい性格であるということで、福士は「演じられているキャラクターと、ご自身のキャラクターがあまりに違うので、“大丈夫かな?”と心配になったほどです(笑)」とコメントしている。
「モンタージュ」は、1968年に東京都府中市で発生した「三億円事件」の謎に迫るミステリー。ヤングマガジン(講談社)にて、2010年から2015年にかけて連載され、単行本は全19巻が刊行された。ドラマ版は今夏、単発のスペシャルドラマとしてフジテレビで放送される。
芳根京子コメント
昨年の活動を振り返って
去年は、ものすごく人生の転機となりました。「表参道高校合唱部!」(TBS系・2015年7月クール)を終えて、自信がつきましたし、精神的にも体力的にも強くなれたと思います。連ドラをやっていると落ち込んでいる余裕もないので、“ヘコむ前に飛べ”という感じでした(笑)。
「モンタージュ 三億円事件奇譚」のヒロインに決まったことについて
“私でいいのかな…”という不安がありましたね。「モンタージュ 三億円事件奇譚」で演じる未来が、自分の中にあまりないキャラクターで、「表参道高校合唱部!」の時とは大きく違う役だったので。“三億円事件”は、生まれる前の事件で、授業で聞いたことがあるという程度の知識だったので、自分にとっては新たな挑戦でした。
小田切未来を演じるにあたって意識したことについて
「表参道高校合唱部!」の時は、“キャラクターな女の子”だったので、どれくらいナチュラルに、生きている女の子になれるかを意識していましたが、今回の未来は“人間らしい女の子”なので、
軍艦島ロケについて
思い出は、船ですね(笑)。もちろん、軍艦島に足を踏み入れた際の衝撃も大きかったんですが、帰りの船での撮影が印象深いです。福士さんと私は、風が当たる場所で撮影をしていたので被害はなかったんですが、長時間の撮影だったので、スタッフさんやマネージャーさんたちの船酔いがすごくて、あの時の光景は忘れられないです(笑)。皆さんグッタリされていて、顔色が真っ白で(笑)。本当に、衝撃的な光景でした(笑)。
初共演となった福士蒼汰の印象について
私自身、人見知りなので、なかなか初めてご一緒させていただく方と話せないんですが、今回の役が、福士さんと幼なじみという役柄だったので、どうにかお話したいと思って、初対面の際に「人見知りなので、お話していただければ話せますが、私からはあまり話せません、申し訳ないです」とお伝えしてしまいました(笑)。そうお伝えしたら、本当に優しく話しかけて下さいました。あらためて考えてみると、ずいぶん上から目線ですよね(笑)。福士さんとは初共演でしたが、幼なじみという設定もあったのか、一緒にお芝居をさせていただくと、どこか懐かしくて落ち着きました。
福士蒼汰コメント
初共演となった芳根京子の印象
第一印象は、目が大きい(笑)。18歳という実年齢よりも、さらに若く見えますね。現場でも常に楽しそうでした。演じているキャラクターと、ご自身のキャラクターがあまりに違うので、“大丈夫かな?”と心配になったほどです(笑)。ですが、カメラの前に立つとナチュラルにお芝居に入っていき、集中力が高い女優さんだなと思いました。今回のような作品に出演するのは初めてで、“戸惑っている”と言っていたので、大和というキャラクターで彼女を引っ張っていくことは難しいですが、役者同士として何か伝えられることがあればいいなと思って撮影に挑んでいました。
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