猟奇殺人犯の蛙男描く「ミュージアム」映画化、小栗旬×るろ剣の大友啓史

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巴亮介「ミュージアム」の映画化が決定した。

(左から)小栗旬、「ミュージアム」1巻、大友啓史。(c)巴亮介/講談社 (c)2016映画「ミュージアム」製作委員会

(左から)小栗旬、「ミュージアム」1巻、大友啓史。(c)巴亮介/講談社 (c)2016映画「ミュージアム」製作委員会

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「ミュージアム」は蛙のかぶりものをした蛙男が、「私刑」と称し“ドッグフードの刑”“母の痛みを知りましょうの刑”など次々と猟奇殺人を起こしていくサスペンスホラー。ヤングマガジン(講談社)にて2013年から2014年まで連載され、単行本は全3巻が刊行されている。

蛙男を追う警視庁捜査一課の刑事・沢村久志役を務めるのは小栗旬。連続殺人事件を捜査するうち、自分の妻も蛙男のターゲットにされていることに気づき、絶望的な状況に追い詰められていく。またメガホンを取るのは、映画「るろうに剣心」シリーズを手がけた大友啓史監督。今作は11月8日にクランクインし、目下撮影中だ。映画「ミュージアム」は2016年に全国ロードショー。

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小栗旬(沢村久志役)コメント

漫画を読みきった時、本当に嫌な気持ちになりました。しかし、昨今このような理解し難い事件が起こり、遠い現実ではない気がします。何故、これを今突きつけるのか、どのように届けるべきなのか、初めて参加させてもらう大友監督のもと、共に探せたらと思っています。皆さんと一緒に考えられる作品になればと全力で演じさせていただきます。

大友啓史コメント

こんなに得体の知れない怖さを感じる漫画は初めて読みました。まったく思いもよらないところから、不意に顔の見えない何かが襲い掛かってくる。今まで蓄積してきたものが、一瞬にして台無しにされてしまう。現代社会に巣食う、誰もが共有するそんな漠とした不安を、原作はヒリヒリ、ジリジリと炙り出しています。同時代性あふれるこの素材をどう料理するのか。もっとも仕事をしてみたかった俳優の一人、小栗旬君と共に、大きく深く呼吸をしながら取り組みたいと思います。

巴亮介コメント

自分が描いたモノが映画になるなんて夢のようで、さらには大好きで何度も観ている「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンを握ってくださり、そのうえ僕が学生時代からドラマや映画の第一線を走り続けている、日本を代表する俳優の小栗旬さんが主演してくださるなんて信じられない話です。今から完成がとても楽しみでわくわくしています。監督さん俳優さんスタッフさん、作品に携わる多くの皆様に心より感謝です。

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ティグレ @Masked_Tigre

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