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「ガンダムTHE ORIGIN I」に安彦良和「初めて満足と言えるものができた」

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安彦良和が総監督を務めるアニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」のプレミア上映会が、2月15日に東京の日比谷公会堂で開催された。

シャアとセイラ、2人の兄妹の数奇な運命を描き出す「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」。アニメの上映後には、安彦とキャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓、アルテイシア・ソム・ダイクン役の潘めぐみ、シャア・アズナブル役の池田秀一によるトークショーも行われた。

アニメーションの世界に関わるのは25年ぶりだという安彦は「やっとここまで来られました。最初の『ガンダム』が放送されてから36年、『ORIGIN』が(『ガンダム』シリーズの)新たなスタンダードになってくれればうれしい」と思いを口にする。シャア役の池田は「久しぶりにシャアと再会して興奮しました。ただ今回は出番が少なく、“通常の3倍”の早さでアフレコが終わってしまい……」と、劇中の小ネタを挟み来場客の笑いを誘う。

「機動戦士ガンダム」でララァ・スン役を演じた潘恵子を母に持つ潘は、「ちょうど母もいまの私くらいの年齢で『ガンダム』に携わっていました。それから36年の間に私が産まれ、いまこうして参加できたことは本当に幸せです」と感動の面持ちを見せる。続けて、初めて『ガンダム』シリーズに出演した田中も「キャリアを重ねてきてちょっとやそっとの現場では動じなくなっていたんですが、今回は久々に緊張しました。特別な作品に参加させていただいたんだと思っています」と喜びを噛みしめていた。

田中の発言を受け安彦は「キャスバル役は絶対に田中さんにお願いしたいとゴリ押ししていたんです。ただ後で聞いた話だとオーディションを受けていただいたみたいで。あれだけ言っていたのに、なぜオーディションをやらせたのか(笑)」と、キャスティング時の裏話を語る。またアニメの完成度について「自分がアニメをやっていた頃には満足だと思えるものがなかなか作れなかったんです」と前置きし、「こういう言い方をすると、いままで一緒に仕事をしてきた人に対して、失礼にあたるかもしれないんですけど、今回初めて満足いくものが作れたと思っています」と自信を見せた。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」は、2月28日より全国13館にて2週間限定で上映されるほか、同日より一部のWEBサイトでの有料配信を行う。Blu-ray DiscとDVDは、4月24日にリリース予定。特典付きのBlu-ray初回限定版も用意されており、上映劇場とバンダイビジュアルクラブの特設サイトのみで取り扱われる。

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