おざわゆき描く名古屋大空襲「あとかたの街」複製原画展も

おざわゆき「あとかたの街」1巻が講談社より発売された。これを記念し、名古屋の戦争資料館・ピースあいちでは7月5日まで複製原画展を開催している。

会場では複製原画に説明文を付けて展示。またおざわによるネームや、ピースあいちの所蔵品なども公開している。そのほか書泉3店舗やジュンク堂書店池袋店でも複製原画展を開催中だ。

「あとかたの街」は、父親が体験した過酷なシベリア抑留の様子を描く「凍りの掌 シベリア抑留記」で第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞したおざわによる新たな戦争記。おざわの母親が体験したことを基に、フィクションとして名古屋大空襲を描く。また書泉3店舗や、愛知・いまじん白揚、愛知・精文館をはじめ、全国約800の書店ではペーパーを配布中。有無は店頭にて確認してほしい。

「あとかたの街」複製原画展 ～マンガになった名古屋大空襲～

期間：2014年6月13日（金）～7月5日（土）
会場：戦争と平和の資料館ピースあいち