「ハイキュー!!」新作決定に歓喜!式典風のステージを総勢15名の声優陣が賑やかに彩る

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アニメ「ハイキュー!!」のイベント「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」が、本日3月2日に東京・有明アリーナで、昼夜2公演にわたり開催。イベントの中では、新作「劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人」と、スペシャルアニメ「ハイキュー!! バケモノたちの行くところ」の制作決定も発表された。この記事では昼公演の模様をレポートする。

「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」より。

「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」より。

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アニメ「ハイキュー!!」10周年のラストを飾り、そしてさらにその先へ進むための“NEXT STEP”と銘打たれたこのイベント。日向翔陽役の村瀬歩、影山飛雄役の石川界人、及川徹役の浪川大輔、岩泉一役の吉野裕行、孤爪研磨役の梶裕貴、灰羽リエーフ役の石井マーク、青根高伸役の松川裕輝、二口堅治役の中澤まさとも、木兎光太郎役の木村良平、赤葦京治役の逢坂良太、牛島若利役の竹内良太、五色工役の土屋神葉、宮侑役の宮野真守、宮治役の株元英彰、谷地仁花役の諸星すみれに加え、主題歌アーティストのSPYAIRBURNOUT SYNDROMESが出演し、生アフレコや音楽ライブを披露した。

BURNOUT SYNDROMES

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イベントはBURNOUT SYNDROMESのライブから幕開け。「ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校」のオープニングテーマ「ヒカリアレ」、「ハイキュー!! TO THE TOP」のオープニングテーマ「PHOENIX」を続けざまに演奏し、会場を盛り上げる。パワフルで疾走感溢れる演奏に負けじと、観客もペンライトを振って応えた。BURNOUT SYNDROMES はMCでアニメ「ハイキュー!!」10周年へのお祝いを述べた後、「ハイキュー!! セカンドシーズン」第2クールのオープニングテーマ「FLY HIGH!!」を力強くプレイし、ステージを去って行った。

「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」より、生アフレコを披露する石川界人と村瀬歩。

「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」より、生アフレコを披露する石川界人と村瀬歩。[拡大]

続いては「『ハイキュー!!』10th名セリフアワード」のパートへ。各校の代表者が掛け合いをしながらステージに現れると、早くも会場のボルテージは“テッペン”に。「ハイキュー!!」のキャラクターたちを称える場にしたいというコンセプトで、会場は式典風。キャストたちもフォーマルな装いで登壇した。昼の部では「ベスト・ツッコミ部門」「ベスト・宣言部門」「ベスト・バディフレーズ部門」「ベスト・後輩フレーズ部門」の結果を発表。キャスト陣はノミネートされたセリフを生アフレコで披露し、収録当時を振り返っての思いを語った。

「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」より、「ハイキュー!! プレイバックアワード 決定戦」の一幕。自身の発言に関する問題が出されたため、MC席へ移動した浪川大輔(左)。

「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」より、「ハイキュー!! プレイバックアワード 決定戦」の一幕。自身の発言に関する問題が出されたため、MC席へ移動した浪川大輔(左)。[拡大]

「ベスト・宣言部門」に「取るに足りない このプライド 絶対に覚えておけよ」というセリフがノミネートされた及川役の浪川が、生アフレコ後に「緊張しましたね。リハでボロボロだったんで」と自ら明かすと、ほかのキャスト陣が総立ち状態でツッコミ。自分から言わなくてもいい、浪川さんは予習が足りていないなど、裏話も交えた愛のあるいじりが飛び交い、“アワード”らしくやや緊張感もあったステージは、一気に和気あいあいとした雰囲気に。さらにその及川のセリフが「ベスト・宣言部門」を受賞し、浪川がトロフィーを受け取ることになると、ほかのキャスト陣からは納得いかなげな野次が飛ぶ。浪川は「やっぱ本番って大事なんですね」とコメントし、トロフィーを高々と掲げた。名セリフアワードの全結果は公式サイトに掲載されるので、確認しよう。

「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」より、「ハイキュー!! プレイバックアワード 決定戦」の一幕。フリップボードが用意されており、うれしそうな宮野真守(左端)。

「ハイキュー!! 10thイベント -NEXT STEP-」より、「ハイキュー!! プレイバックアワード 決定戦」の一幕。フリップボードが用意されており、うれしそうな宮野真守(左端)。[拡大]

アワードの途中には、キャストが3つのチームに分かれてクイズに挑む「ハイキュー!! プレイバックアワード 決定戦」というコーナーも。過去のキャストインタビューや、アニメのシーンから問題が出題され、キャスト陣はキャラクターではなくキャスト本人にまつわるエピソードで回答をしたり、観客に答えを聞こうとしたり、バラエティ色たっぷりの仲睦まじいやり取りで会場を笑いに包んだ。また黒尾鉄朗役の中村悠一、天童覚役の木村昴がビデオコメントで出演し、それぞれ「黒尾鉄朗 名セリフアワード チームメイト部門」「天童覚 名セリフアワード 試合中部門」も発表した。

SPYAIR

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ここで「ある日の授賞式」と題された朗読劇コーナーへ。このイベントに集ったキャラクターたちの楽屋裏でのやり取りが、ここだけの生アフレコで届けられ、観客は一様に耳をそばだてる。翔陽と研磨の友情を感じさせる掛け合いの後には、「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の主題歌「オレンジ」のイントロが鳴り響き、ステージにSPYAIRが登場。会場を一気にライブハウスの雰囲気に変え、熱気溢れるパフォーマンスを披露する。ボーカルのYOSUKEは「一緒に!」と観客にも歌うよう繰り返し呼びかけ、「オレンジ」、アニメ「ハイキュー!!」のオープニングテーマ「イマジネーション」の2曲を一体感たっぷりに届けた。

「劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人」スーパーティザービジュアル

「劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人」スーパーティザービジュアル[拡大]

SPYAIRがステージを去ると、スクリーンに「物語はNEXT STEPへ」という文字が。映像にて「劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人」の制作決定が発表されると、割れんばかりの歓声が響く。スーパーティザービジュアルがスクリーンに映ると、ステージ上の村瀬が「監督・脚本:満仲勧」という部分に注目してほしいと主張。ほかのキャスト陣も、絶対の信頼感があるので、安心して楽しみにしていてほしいと伝えた。さらに、MCが「今日はこれだけではない」と告げると、ファンからはどよめきが。梟谷学園を主役としたスペシャルアニメ「ハイキュー!! バケモノたちの行くところ」の制作決定が解禁されると、またも大きな歓声が上がった。木兎役の木村、赤葦役の逢坂も噛みしめるように喜びを伝えた。

イベントの様子。

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最後は今日の出演者が舞台に勢揃いとなり挨拶。恒例となる村瀬からの「おつかれっした!」の掛け声に、キャスト陣や観客が「おつかれっした!」と声を揃え、イベントは幕を閉じた。

「劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人」スーパーティザーPV

「ハイキュー!! バケモノたちの行くところ」ティザーPV

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(c)「ハイキュー!!」製作委員会 (c)古舘春一/集英社

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𓆟🌞💎 @mktay73

ナタリーの記事の写真これ「フリップボードが用意されており、うれしそうな宮野真守」なのほんとにwwwwww

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