松田洋子が初恋の思い出を描く「好きだけじゃ続かない」

「ママゴト」で知られる松田洋子の短編集「好きだけじゃ続かない」が、本日5月24日にエンターブレインより発売された。

月刊コミックビーム（エンターブレイン）で連載されていた「好きだけじゃ続かない」は広島の田舎町を舞台に中年男性・岸部修が、中学時代の同級生・山元由香里との淡い恋の思い出を回想する青春ストーリー。

また単行本には、松尾スズキがスーパーバイザーを務めた雑誌「本人」（太田出版）で連載されていた「平凡なヨウコちゃん」のほか、ユリイカ（青土社）で発表された2本の短編を収録している。

「平凡なヨウコちゃん」は大阪のドヤ街を舞台に、金遣いの荒い父親と祖父母に振り回され転落していく母親の人生を、娘である主人公・ヨウコの視点から描いた作品だ。