文学座特集 | 2019年本公演 演出家&キャスト座談会 / アトリエの会 今井朋彦インタビュー|ベテランから若手まで、7人が語る“文学座観”

2019年 文学座公演ラインナップ

本公演

文学座「寒花」チラシ
「寒花」
2019年3月4日(月)~12日(火)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

作:鐘下辰男

演出:西川信廣

出演:大滝寛、得丸伸二、瀬戸口郁、若松泰弘、鈴木弘秋、横山祥二、佐川和正、細貝光司、池田倫太朗、常住富大、新橋耐子

あらすじ

1997年にアトリエの会で初演され、第5回読売演劇大賞優秀作品賞、および演出の西川信廣が優秀演出家賞、作家の鐘下辰男が第32回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した意欲作。1910年、伊藤博文を暗殺した朝鮮人青年・安重根(アンジュングン)が極寒の旅順刑務所に送られてくる。彼を死刑に処すために派遣された外務省高官や、日本人職員たちがぶつかり合う中、安重根だけが静かに自らの死と向き合っていた。

「ガラスの動物園」
2019年6月28日(金)~7月7日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
2019年7月11日(木)
新潟県 長岡リリックホール
2019年7月14日(日)・15日(月・祝)
兵庫県 兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター
2019年7月24日(水)・25日(木)
岐阜県 可児市文化創造センター 小劇場

作:テネシー・ウィリアムズ

訳:小田島恒志

演出:高橋正徳

出演:塩田朋子、亀田佳明、永宝千晶、池田倫太朗

あらすじ

1945年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで初演されて以来、世界中で上演され続けているテネシー・ウィリアムズの名作。理想の家族像に執拗にこだわる母アマンダ、身体的コンプレックスから引きこもりとなるローラ、自分を取り巻く世界への怒りや満たされない承認欲求に燻るトム。やりきれない現実への閉塞感にさいなまれる一家のもとを、ある夜、とある人物が訪れる。

「一銭陶貨 ~七億分の一の奇跡~」
2019年10月18日(金)~27日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

作:佃典彦

演出:松本祐子

出演:鵜澤秀行、中村彰男、高橋ひろし、亀田佳明、奥田一平、奥山美代子、吉野実紗、平体まひろ

あらすじ

2005年、アトリエの会に書き下ろした「ぬけがら」で第50回岸田國士戯曲賞を受賞した佃典彦が描く家族の悲喜劇。太平洋戦争終盤、陶器の貨幣“陶貨”を作るよう、政府から指令を受けた職人一家の葛藤がよみがえる。

アトリエの会

アトリエの会「いずれおとらぬトトントトン」チラシ
「いずれおとらぬトトントトン」
2019年5月9日(木)~21日(火)
東京都 文学座アトリエ

作:戌井昭人

演出:所奏

出演:石田圭祐、加納朋之、沢田冬樹、椎原克知、亀田佳明、萩原亮介、越塚学、飯川瑠夏、前東美菜子

「スリー・ウィンターズ」
2019年9月3日(火)~15日(日)
東京都 文学座アトリエ

作:テーナ・シュティヴィチッチ

訳:常田景子

演出:松本祐子

出演:寺田路恵、倉野章子、南一恵、山本郁子、増岡裕子、前東美菜子、永宝千晶、石田圭祐、斎藤志郎、得丸伸二、神野崇、上川路啓志

「松原俊太郎書き下ろし作品」
2019年12月3日(火)~15日(日)
東京都 文学座アトリエ

作:松原俊太郎

演出:今井朋彦

出演:未定

地方公演

「再びこの地を踏まず-異説・野口英世物語-」
2019年9・10月
大阪府 八尾市文化会館 プリズムホール
四国、静岡県

作:マキノノゾミ

演出:西川信廣

出演:今井朋彦、若松泰弘、鈴木弘秋、佐川和正、西岡野人、木場允視、西村知泰、金沢映子、松岡依都美、永川友里、千田美智子、内堀律子

「怪談 牡丹燈籠」
2019年11・12月
九州 ほか

原作:三遊亭円朝

脚本:大西信行

演出:鵜山仁

出演:早坂直家、石川武、大原康裕、沢田冬樹、相川春樹、富沢亜古、つかもと景子、髙柳絢子 ほか