「セツアンの善人」東京公演閉幕、兵庫公演に向け葵わかな＆木村達成がコメント

「セツアンの善人」より、葵わかなと木村達成のコメントが到着した。

これは、ベルトルト・ブレヒトの戯曲「セツアンの善人」を、白井晃の演出で立ち上げるもの。東京・世田谷パブリックシアター公演は10月16日から11月4日まで行われ、このあと9・10日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール公演が控えている。心優しき女性シェン・テと、ビジネスに徹する冷酷な青年シュイ・タを演じる葵は「無事に東京千秋楽を迎えることができました。ほっとする気持ちと、寂しさとが混じった気持ちです。毎公演、新しい解釈や表現が生まれるような体験をしていました。観に来てくださるお客様が違えばどんどん変わっていくのがとても面白くて心地よく感じていました。残すは兵庫公演の2回となりましたが、また違う劇場で、違う土地でどんな作品になっていくのか、楽しめたらなと思います！ ぜひ劇場でお待ちしてます」とコメントした。

シェン・テが恋に落ちる失職中のパイロット、ヤン・スン役の木村は「『セツアンの善人』東京公演が、力強い拍手に包まれながら無事終了しました。ありがとうございました！ 今週末は兵庫公演です。僕、個人的には2022年ミュージカル『四月は君の嘘』と『管理人』以来の兵庫公演となります。舞台は、観客の皆さまがあって成立するということを改めて痛感する作品です。劇場でお待ちしてます」と呼びかけた。併せて、未公開の舞台写真も公開された。