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本作は、マシュー・スウィートのCDアルバム「GIRLFRIEND」をもとに、脚本家トッド・アーモンドが手がけたポップロックミュージカル。劇中では、1990年代のアメリカ・ネブラスカ州の小さな町を舞台に、学校になじめないウィルと、人気者のマイクという青年2人の、“甘酸っぱい恋愛”が描かれる。翻訳・演出を
ウィル役の高橋は「僕は生まれてから30年近くバージンヘアを守ってきましたが、今回ウィルになるため、1990年代を表現するべく、初めてパーマを“かけ”ました。それくらい僕はこの作品に“かけ”ているんです」とダジャレを交えて気合いをアピール。好きな楽曲を問われると「『Evangeline』一択。稽古場でクリエイター陣が一番褒めてくれるから」と茶めっけたっぷりに答えた。
高橋と組むことが多いマイク役の萩谷は、本作の楽しみ方として、スウィートの原曲と、ミュージカル版楽曲のアレンジの違いを挙げ、「個人的に好きなのは『We're the Same』。マシューさんの原曲ではリズミカルな印象ですが、ミュージカル版では重要なシーンで使われ、気持ちが入りやすいようにアレンジされている」と紹介する。
マイク役の木原は、演出の小山の言葉で印象に残っていることについて「僕と(ペアになることが多いウィル役)巧麻くんの通し稽古のあと、小山さんが巧麻くんに『木原くんのマイクはだいぶ狂気的なところがあるので、巧麻くんも弾けていいんだよ』とおっしゃった。僕は自然体で演じていたので、『自分ってそんなふうに見えていたんだ』と衝撃的でした(笑)」と笑う。
逆に井澤は「稽古当初は『役を作らきゃ』と変に“色付け”をしていたんですが、小山さんに『自然体でいいよ』と言われました」と稽古を振り返る。また「今の心境を色で表すと?」と司会に問われると、「『やってやろう』という雑草魂的な気持ちがあるので、草の緑色。自分の初日(19日)のギリギリまで練習して良いものを見せたい」と意気込んだ。
「稽古前に、小山さんのことをWikipediaで調べたらすごい方だったので、どんどん恐怖が沸いてきた」と言うのはウィル役の島。普段は北海道在住である島は「東京での仮住まい中に栄養のある食事がなかなか取れなかったが、小山からのカレーの差し入れでものもらいが治った」「小山さんは演出家でありお医者様なのではないか」と独特の語り口でエピソードを披露。これに対し、高橋が「他人に移って治ったんじゃないかな。太星が治った日に(島とのペア出演が多いマイク役の)志音がものもらいになりました!」と明かし、会場は笑いに包まれた。
そんな吉高は「僕と太星で2度目の通し稽古をした頃、小山さんから『応援したくなる2人だね』と言ってもらいました。僕はもともと太星のウィルが大好きでしたが、その思いがそのとき確信に変わり、2人でより深いところにもどんどん潜っていけたらいいなと思った」と思いを語った。
上演時間は約1時間50分で、カーテンコールではミニライブが開催される。公演は7月3日まで。
ミュージカル「GIRLFRIEND」
2024年6月14日(金)〜7月3日(水) ※公演終了
東京都 シアタークリエ
スタッフ
脚本:トッド・アーモンド
作曲・作詞:マシュー・スウィート
翻訳・演出:
訳詞:
音楽監督:小澤時史
出演
ウィル:
マイク:
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7070cco(なおなおっこ) @7070cco
6人の意欲がとても感じられる素敵なレポート✨
それぞれの思いがとても伝わりどのコンビの回も観たくなりました😊
今日から開幕‼︎
皆さん舞台の上で弾けて下さい‼︎
#PRMガルフレ https://t.co/NdIrEtScXV