本日12月13日、
イベントには3000名を超える応募の中から抽選で選ばれた50名の幸運なファンが参加。開場前にはフォトセッションが行われ、その際にTAKUROは「すべての人に聴いていただきたいんですが、お酒が好きで、仕事が終わったあとにグラスを傾ける人に聴いてもらいたいです。その人に感想も聴きたい」と笑顔を浮かべた。
イベントが始まると観客はまずGibson Brands Showroom TOKYOが誇る高性能アナログプレイヤーとスピーカーから流れる「Journey without a map」を堪能。ジャズやブルースを軸としたアダルトなインストゥルメンタルナンバーにじっくりと耳を傾ける。約30分の試聴会が終わるとTAKUROとゲストの
箭内が「Journey without a map」を「人柄にあふれててそこにおぼれそうになる。TAKURO以外の何者でもない」と絶賛すると、TAKUROは「マスタリングが上がってから、リリースするのやめようかなって思ったんですよ。そのままの自分がここにいるってなって恥ずかしくなって。ちょっとカッコいいコード使って、カッコいいって思われたいと思ってる自分がいるって」と続ける。すると箭内は「恥ずかしいって一番自分が表現されているんですよ。本当に裸ですよね、フルヌードですよ」と発言。TAKUROは「とうとうGLAYからフルヌードが……(笑)。でも、これだけ見せたら恥ずかしいものがないんで。今、GLAYの歌詞を書いてるんですけど、もっと赤裸々に書こうかと」と口にした。
その後は、本作のプロデューサーであるB'zの松本孝弘(G)の厳しい指導や、教則本などを買い込みギターを猛練習していたエピソードが語られる。TAKUROは「何歳になっても酒と練習は裏切らない!」と練習の成果がアルバムに反映されていることを明かした。そこからTAKUROのギター愛にまつわる話が続き、「ギターの声を理解するまで時間がかかって」とギターの個体差を理解することからアルバム制作が始まったことや、「自分の弱点がバンバン見つかった」と長いキャリアの中で改めて発見した自分のプレイスタイルを語る。そして、「どうしても表現したい欲求に忠実であろうってだけだったんです。ジャジーだったりブルージーだったりするのは結果で。メロディだけ取り出せばなじみがあるメロディだと思うんです」と「Journey without a map」で自身のギターを追求できたと述懐した。
また来年2月に始まるツアーについてTAKUROは「自由度の高いライブにしたい。1本として同じライブにはならないんじゃないかな。でもB'zの松本さんがいらっしゃるときは、CD通りに弾きます! あんまり外れていると『お前さあ』って言われるから」と観客を笑わせる。その言葉に箭内は「15公演全部観たいですね」と続けた。最後にTAKUROはアルバムリリースを明日に控え、「ここがスタート地点だと思ってます。収録されている曲を大事に大事に繰り返し弾くことで、10年経ったときの自分の成長、20年経ったときの成長を確認できればなと思ってます」と述べた。
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GLAY・TAKUROソロ試聴会で感無量「幸せです」、箭内道彦も絶賛「フルヌードですよ」 - 音楽ナタリー https://t.co/VhsaBxVWDy