キネマ旬報企画(映画24区)による映像プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ第5弾として、映画「桜の下のポリフォニー」の制作が決定。映画「ハケンアニメ!」やドラマ「初恋、ざらり」、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」きぬ役で知られる
2018年に始動した「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズでは「地域×食×学生」をテーマに、人と土地、文化のつながりが描かれてきた。これまでに「
「桜の下のポリフォニー」の舞台は、約1000本のソメイヨシノと菜の花が咲き誇る桜の名所「幸手権現堂桜堤」で知られる埼玉・幸手(さって)市。市制施行40周年の節目に合わせ、地域の魅力を国内外へ発信すべく映画の制作が決定した。劇中では中学校を舞台に、ベジタリアンといった食べ方の違いや生き方の選択と向き合いながら、多様な声に耳を澄ませていく管理栄養士の姿が描かれる。なおタイトルの“ポリフォニー”は、複数の独立したメロディー(声部)が同時に進行し調和する音楽形式を指し、多様な背景や価値観が交差する現代の姿に重ね合わせている。
また本作ではシリーズ初となるユニット監督体制を採用。「飢えたライオン」で主演を務めるなど俳優として活動し、2024年の「ブルーイマジン」で長編監督デビューした
小野は「食と心。幸手市の広大な桜に見守られながら管理栄養士という職業を通して、この2つの大きなテーマに向き合っていきます」とコメント。松林は「本作では『食べることは生きること』というテーマを軸に、さまざまな音や匂いが立ち上がる世界を描いています。窮屈で倍速に進んでいく現代社会の中で、観る人がふっと呼吸を取り戻せるような、緩やかな時間の流れる映画を目指しています」と意気込みを語る。アンポールも「世界中で日本への関心が高まる中、よく知られた地域から離れ、ささやかな町にみなさんの目を向けさせたいです」と思いをつづった。
小野花梨 コメント
食と心。
幸手市の広大な桜に見守られながら管理栄養士という職業を通して、この2つの大きなテーマに向き合っていきます。
監督と共にぽかぽかの春の陽気を感じながら撮影できることが今から楽しみです。
よろしくお願いいたします!
松林麗(監督)コメント
今回お話をいただいた際、「桜を撮ってほしい」という依頼がありました。まだ桜の咲いていない時期に幸手市を訪れ、東京とは異なる空気と人の温かさや、心の広い方々が自然と集まる居場所のような感覚を覚えました。
その体験を重ねるうちに、幸手に集う人々とともに、自然と食、そして人をめぐる映画を撮ってみたいと思うようになりました。脚本を書き進める中で、その思いは次第に「音」としてのリズムへと変わり、それぞれが異なる、多様な音を持った映画にしたいと感じるようになりました。「食べること」は、人と自然を最も身近なところでつなぐ営みです。本作では「食べることは生きること」というテーマを軸に、さまざまな音や匂いが立ち上がる世界を描いています。
窮屈で倍速に進んでいく現代社会の中で、観る人がふっと呼吸を取り戻せるような、緩やかな時間の流れる映画を目指しています。
プリンセス・アンポール(監督)コメント
桜の開花は、日本において新たな始まりの象徴です。この美しい偶然に恵まれ、私は長編映画監督としてのデビューも飾ることになります。責任を担って、国際的な女性監督として自分の視点と感性を注ぎ込みたいと思います。女性監督の仲間である松林麗さんと共にこの作品に挑めることを光栄に存じます。私たちの創造的なシナジーが、日本と海外の真の協働を反映した、感動的な作品を生み出すように、全力を尽くします。現在、世界中で日本への関心が高まる中、よく知られた地域から離れ、ささやかな町にみなさんの目を向けさせたいです。桜が咲き誇る幸手市を舞台に、温かな物語にふさわしい日本の穏やかな風景が映し出されると思います。
フィリピン人として日本でデビュー作を撮れるのは稀な機会ですので、深く感謝しています。人生で得たあらゆる経験を注ぎ込み、この作品に命を吹き込みたいと思います。
小野花梨の映画作品
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小野花梨「ぼくらのレシピ図鑑」第5弾で管理栄養士に
「桜の下のポリフォニー」の制作決定
舞台は桜で有名な埼玉県幸手市🌸
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