中山七里の同名小説を原作にした本作は、AIとそれを使う人間のあり方を問うリーガルミステリー。新人裁判官の高遠寺円(こうえんじまどか)は、裁判所に試験的に導入されるAI「法神(ほうしん)」の検証を任される。過去の裁判のデータを入力し、法神が一瞬で作成した判決文は、裁判官が苦心して書きあげたものと変わらず、判決も同じものだった。裁判官たちは業務の効率化を喜ぶが、円は法神への警戒心を拭えない。そんな中、円は退官間近の裁判官・檜葉(ひば)と18歳の少年が父親を刺殺した事件を担当することに。公判前に法神に判決をシミュレートさせると、AIは瞬時に死刑という判決を下す。
芳根演じる円は、著名な裁判官だった祖母の静に育てられ、現在は東京地方裁判所の新人判事として働く主人公。彼女にとって立派な裁判官だった祖母は、尊敬の対象であると同時に、プレッシャーを感じる存在でもあった。円は法神の処理能力の高さに驚きつつも、人の人生を左右する裁判の判決にAIが関与することに強い警戒感を抱くキャラクターだ。芳根は「脚本を読み進めるほどに、この物語が投げかける深い問いに強く惹かれました。尊敬する先輩方とご一緒できることも心強く、撮影が楽しみです」とコメントしている。
「有罪、とAIは告げた」は89分の全1話。「最高の人生の見つけ方」「ファーストラヴ」の浅野妙子が脚本を手がけ、「玉音放送を作った男たち」の
特集ドラマ「有罪、とAIは告げた」
放送局・放送時期
NHK BSプレミアム4K・NHK BS 2026年春
※全1回
スタッフ・キャスト
原作:中山七里
脚本:浅野妙子
演出:佐藤善木
出演:芳根京子 ほか
芳根京子 コメント
NHKドラマは約5年ぶりになりますが、脚本を読み進めるほどに、この物語が投げかける深い問いに強く惹かれました。尊敬する先輩方とご一緒できることも心強く、撮影が楽しみです。ぜひ観ていただけると嬉しいです。

映画ナタリー @eiga_natalie
芳根京子主演のNHK特集ドラマ「有罪、とAIは告げた」が来春放送、AIのあり方を問うリーガルミステリー
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