本作は妻殺しの罪を着せられたパティシエ・早瀬陸(はやせりく)が、愛する家族と過去を捨て、警視庁の悪徳刑事・儀堂歩(ぎどうあゆみ)に“顔を変える=リブート(再起動)”し、真犯人を追うサスペンス。鈴木は陸と歩の1人2役を担い、戸田恵梨香が陸に協力する公認会計士・幸後一香(こうごいちか)を演じる。
原田は陸を優しく見守る母・良子、黒木は儀堂の妻・麻友、矢崎は陸の息子・拓海に扮する。陸が殺人の罪を着せられ姿を消したことで、残された良子と拓海にも非難の目が向けられるが、2人は陸の無実を信じて待ち続ける。一方、儀堂と別居中だが、変わらず夫を愛している麻友。そんな彼女はリブートした陸と接触することになり、麻友がある行動をとったことで、運命の歯車が動き出す。
原田は「主人公が、なんとかしていつか家に帰ろうと必死に努力しますが、『本当にあの家に帰りたい』と思えるような温かい雰囲気を大事にしました」とコメント。黒木は「別居中でありながら夫・儀堂を想う妻という難しい役所でしたが、主役を務められた鈴木亮平さんをはじめ素晴らしいキャストの方々と共演させて頂き光栄でした」とつづる。矢崎は「撮影中は、鈴木亮平さんには、アイスを買ってもらったり、楽しくお喋りしたり、役を演じる上でのアドバイスをもらったり、たくさんのスタッフの皆さん、キャストの皆さんの熱意を感じながら過ごして、僕にとって、もう1つの大きな家族みたいでした」と撮影現場でのエピソードを語った。原田、黒木、矢崎、プロデューサー・東仲恵吾のコメント全文は下記の通り。
日曜劇場「リブート」は2026年1月にTBS系でスタート。毎週日曜21時からオンエアされる。脚本は日曜劇場「グランメゾン東京」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「ラストマン -全盲の捜査官-」などで知られる
原田美枝子 コメント
話が複雑なので、台本を読んで理解するのに少し時間がかかりました。亮平さんは、役作りや1カットごとの画の作り方にもすごくこだわって楽しんでいる感じがしました。
主人公が、なんとかしていつか家に帰ろうと必死に努力しますが、「本当にあの家に帰りたい」と思えるような温かい雰囲気を大事にしました。孫役の矢崎滉くんが本当にかわいいので、孫とおばあちゃんが協力して店を守る姿を見ていただければと思います。
黒木メイサ コメント
スケールの大きさと繊細なストーリー、登場人物のそれぞれの視点から見る愛の形。
別居中でありながら夫・儀堂を想う妻という難しい役所でしたが、主役を務められた鈴木亮平さんをはじめ素晴らしいキャストの方々と共演させて頂き光栄でした。たくさんの方に見ていただけますように。
矢崎滉 コメント
台本をいただいてから、読み進めていくごとに、ドキドキハラハラしたり、切なくて胸がギュッとなったり、家族ってなんだろう?と考えたりして、何度も読み返しました。
撮影中は、鈴木亮平さんには、アイスを買ってもらったり、楽しくお喋りしたり、役を演じる上でのアドバイスをもらったり、たくさんのスタッフの皆さん、キャストの皆さんの熱意を感じながら過ごして、僕にとって、もう1つの大きな家族みたいでした。たくさんの方に見ていただきたいです!
東仲恵吾(プロデュース)コメント
家族のために、顔を変えて、すべてを犠牲にする主人公。
そこにあるのはただ一つ“家族への愛”です。
そんな主人公、そして顔を変える刑事の家族が発表されました。
原田さんは、過酷な状況でも優しさと強さを兼ね備えた役で、その緩急を圧倒的に表現してくださる方として、お願いしました。
黒木さんは、別居中の夫への無償の愛とある過去を持つ役です。その深みを演じていただけると思い、お願いしました。
そして、息子役の矢崎さん。主人公にとって亡き妻から託された人であり、どんなことがあっても守り抜きたい存在。また息子としては、父が殺人の容疑をかけられて逃亡している中でも健気に前を向いて過ごす。
ものすごく難しい役です。今回はオーディションを行いましたが、矢崎さんの目力と自然体な芝居に惹かれてオファーしました。
残された家族の生き様も見どころです。
日曜劇場「リブート」番組情報
放送局・放送日時
TBS 2026年1月スタート
毎週日曜 21:00~21:54
スタッフ・キャスト
脚本:黒岩勉
演出:坪井敏雄 / 田中健太 / 元井桃
出演:鈴木亮平 / 戸田恵梨香 / 矢崎滉 / 原田美枝子ほか
原田美枝子の映画作品
リンク
映画ナタリー @eiga_natalie
鈴木亮平主演の日曜劇場「リブート」に原田美枝子、黒木メイサ、矢崎滉が出演(コメントあり)
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