山田裕貴が土方歳三を演じる「ちるらん 新撰組鎮魂歌」、2026年春に放送&配信

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山田裕貴の主演でマンガ「ちるらん 新撰組鎮魂歌(れくいえむ)」が実写化。山田は片田舎の“バラガキ”から新撰組の“鬼の副長”にまで成長する主人公・土方歳三を演じる。2026年春にTBSでスペシャルドラマとして地上波放送され、U-NEXTでドラマシリーズが独占配信される。

ドラマ「ちるらん 新撰組鎮魂歌」ビジュアル。山田裕貴が新撰組の“鬼の副長”として知られる主人公・土方歳三を演じる ©THE SEVEN

ドラマ「ちるらん 新撰組鎮魂歌」ビジュアル。山田裕貴が新撰組の“鬼の副長”として知られる主人公・土方歳三を演じる ©THE SEVEN [拡大]

本作はTBS、U-NEXT、そしてクリエイティブスタジオのTHE SEVENがタッグを組んだプロジェクト。幕末の京都を舞台に、新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生きざま、彼らの友情、裏切り、信念が交錯する物語を史実にもとづきながら大胆な解釈で描く。撮影は今年4月から京都、滋賀、静岡、千葉など全国各地で実施。ハイスピードな殺陣を、壮大なロケーションとともに高いVFX技術を掛け合わせて描く“ジャパニーズ・ソードアクション・エンタテインメント”になるという。

「ちるらん 新撰組鎮魂歌」原作1巻書影 ©橋本エイジ・梅村真也/コアミックス

「ちるらん 新撰組鎮魂歌」原作1巻書影 ©橋本エイジ・梅村真也/コアミックス [拡大]

山田は本作への思いをつづりながら「素晴らしい仲間たちのおかげで、自分たちだからできた“令和の新撰組”が創り上げられたと思います」とコメント。原作コミックの漫画を担当した橋本エイジは、本作のPVを観て涙したそうで「感無量の感涙です。これ以上無い現実の『ちるらん』がそこに在りました」と推薦。原作者の梅村真也は「ドラマオリジナルの展開が盛り込まれた実写ならではの『ちるらん』を視聴者として、心より楽しみにしております」と語っている。

YouTubeではキャラクタームービーが公開中だ。プロデューサーを務めるTHE SEVENの森井輝、監督を担う「岸辺露伴は動かない」シリーズの渡辺一貴、脚本を手がけた映画「ケイコ 目を澄ませて」の酒井雅秋によるコメントは以下の通り。

「ちるらん 新撰組鎮魂歌(れくいえむ)」キャラクタームービー

山田裕貴 コメント

原作の土方歳三の熱量や仲間との絆、
それが誰かを動かしていく様がすごくしっかりと描かれているので、そこは本当に大事にしたくて「やるなら最後までやり遂げたい」と強く思いました。
でも、最近、走り続ける中で自分の炎がどこにあるのか分からなくなるような、そんな孤独を感じてたんです。
それでも「信じられないようなことを続けていれば、いつか信じられないことが起きる」ということだけは信じてて。
それって新撰組もそうだったんじゃないかって思ったんです。
仲間や自分たちが死ぬかもって時に、時代を、世界を変えたい、
その一心だったんじゃないか…生きてるから何か出来る、
俺は生きてる、だから何かせねばって。
そんな思いを森井Pに話した時「その鬱憤をここで晴らしてくれ」と。
それからはもう、歳三じゃないですけど
「燃やすしかねえだろ、滾らすしかねえだろ」となれました。
素晴らしい仲間たちのおかげで、自分たちだからできた“令和の新撰組”が創り上げられたと思います。
ぜひ、皆さんに見ていただきたいです。

森井輝(プロデューサー)コメント

世の中がどうしようもなくなった時、
自分はどうするのか。何をしてどうなりたいか。

「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、
押し寄せる時代の変革に、否応なくのみ込まれながらも、大人しくは頷けない。命を散らしながら、自分はこうだと叫び続けた者たちの話です。

先の見えない世の中に置かれ、暗いと嘆き続ける我々現代人に、精一杯生きる力を見せつけてくれる若者たちの姿を是非ご覧ください!

渡辺一貴(監督)コメント

新撰組の魅力のひとつは「滅びの美学」だと言われます。まさに「ちるらん」です。
しかしすべての登場人物が「散る」ためではなく「咲く」ために前に進み続けるのが、原作「ちるらん 新撰組鎮魂歌」の最大の魅力だとも思うのです。自らの「咲く場所」を求めて、一瞬一瞬を全力で、命を燃やして生きた男たちの物語。半年にわたる撮影の間、山田裕貴さんをはじめとする若き志士たちが命を燃やして咲くさまに向き合い続けました。
そのすべてを逃さずに受け止める。撮影現場もまた、瞬きをする間もない、ヒリヒリする真剣勝負の場でした。

酒井雅秋(脚本)コメント

これまで様々なジャンルで描かれてきた新撰組……「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、そのどれとも違います。
何もかも破天荒な原作の魅力を余すことなく描けたら、誰も見たことのない歴史ドラマになる。そう思って脚本を書かせて頂きました。それが叶えられたか、ぜひ、皆さんの目でお確かめ下さい。

橋本エイジ(漫画)コメント

「大丈夫かな…」それが実写化の話を聴いて最初に感じた正直な気持ちでした。
ですが撮影現場にお邪魔し、監督、スタッフ、そして役者の方々の「ちるらん」映像制作への熱意に触れ、それが杞憂に過ぎないことを確信しました。
そして、この文章を書いている今日、今朝、先程、担当者さんに未完成版のPVを観せて頂き、あまりの良さにその場で涙してしまいました。感無量の感涙です。
これ以上無い現実の「ちるらん」がそこに在りました。
もうなにも言うことはありません。原作者サイド大納得のドラマ版「ちるらん 新撰組鎮魂歌」を是非皆さん観てください!!!!

梅村真也(原作)コメント

「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、13年にわたって幕末を生きた熱き漢たちの“散りざま”にこだわって描いてきた漫画です。まさか、完結後に素晴らしい制作陣と、いま最もアツい俳優さんたちの手で、実写作品として甦るなんて…光栄の至りです。ドラマオリジナルの展開が盛り込まれた実写ならではの「ちるらん」を視聴者として、心より楽しみにしております!!

「ちるらん 新撰組鎮魂歌」作品情報

スペシャルドラマ

TBS 2026年春放送

ドラマシリーズ

U-NEXT 2026年春独占配信

スタッフ・キャスト

原作:「ちるらん 新選組鎮魂歌」(漫画:橋本エイジ、原作:梅村真也)
プロデューサー:森井輝 / 井上衛 / 下村和也
監督:渡辺一貴
脚本:酒井雅秋
アクション監督:園村健介
音楽:出羽良彰
出演:山田裕貴

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sayua🫶ver.2.0 @sayua74731041

10/18に続報📝

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