カンヌ映画祭ノミネートの短編「ステファニー」SAMANSAで配信、スポーツ界に問題提起

2020年の第73回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた短編映画「ステファニー」が、明日9月30日よりショート映画配信サービス・SAMANSAで配信される。

子供が“小さな大人”として扱われるスポーツ界の現実に問題意識を投げかける本作。体操界の期待の星として注目される12歳のステファニーは初めて国際大会を制するが、けがという困難に直面し、芽生えたばかりの自覚との間で揺れながら競技を続けようとする。

監督は、長編「ジュリーは沈黙したままで」の公開を10月3日に控えるレオナルド・ヴァン・デイルが務めた。彼は「『ジュリーは沈黙したままで』に関心をお持ちの皆様に知っていただきたいのは、まさにこの『ステファニー』が、子供たちが最高の自分を発揮する過程でいかに彼らを守れるか、という私の研究の始まりとなったということです」とコメントしている。

レオナルド・ヴァン・デイル コメント

「ステファニー」が歩んできた素晴らしい道のりを経て、日本の配信サービス「SAMANSA」で公開されることは、彼女の人生における新たな章の始まりのように感じられます。
「ジュリーは沈黙したままで」に関心をお持ちの皆様に知っていただきたいのは、まさにこの「ステファニー」が、子供たちが最高の自分を発揮する過程でいかに彼らを守れるか、という私の研究の始まりとなったということです。