ジョージ・マイケルのドキュメンタリー映画公開、ワム!の元マネージャーが監督

3

40

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 5 25
  • 10 シェア

イギリス出身のシンガーソングライター、ジョージ・マイケルに迫るドキュメンタリー映画「George Michael: Portrait of an Artist」が、「ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇」の邦題で12月26日より全国にて順次公開される。

ドキュメンタリー映画「ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇」ポスタービジュアル

ドキュメンタリー映画「ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇」ポスタービジュアル [拡大]

1981年にポップデュオ・ワム!を結成し、10代でデビューしたマイケル。「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」「ラスト・クリスマス」などのヒット曲を作詞作曲したことで知られ、ソロシンガーとしても活躍。ソロデビューアルバム「フェイス」は、1989年にグラミー賞のアルバム賞を受賞している。2016年に死去した。

ドキュメンタリー映画「ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇」チラシ裏面

ドキュメンタリー映画「ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇」チラシ裏面 [拡大]

本作では、ワム!のマネジャーだったサイモン・ネイピア=ベルが監督を務め、スティーヴィー・ワンダースティーヴン・フライら40名以上の関係者にインタビューを実施。アーカイブ資料や未公開映像を使用し、有名人としての苦悩やセクシャリティに関する精神的葛藤、薬物依存や所属レーベル会社との訴訟問題など、マイケルの栄光と苦悩に満ちた人生を時系列でたどる。マイケルとアンドリュー・リッジリーがアーカイブ映像に登場するほか、サナンダ・マイトレイヤ、ルーファス・ウェインライト、ディック・レイフィーも出演した。

ネイピア=ベルは「ジョージ・マイケルが亡くなった時、彼の物語を、ベートーベン、ゴッホ、黒澤明といった他の偉大なアーティストの物語と同じように扱った、彼についての真に誠実で洞察力に富んだ映画が作られることが重要だと思いました。音楽の内と外の両面から彼の人生を見せ、それがどのように互いに影響を与えたのかを見たかったのです」とコメントした。

サイモン・ネイピア=ベル コメント

ジョージ・マイケルが亡くなった時、彼の物語を、ベートーベン、ゴッホ、黒澤明といった他の偉大なアーティストの物語と同じように扱った、彼についての真に誠実で洞察力に富んだ映画が作られることが重要だと思いました。音楽の内と外の両面から彼の人生を見せ、それがどのように互いに影響を与えたのかを見たかったのです。そして、イギリスとアメリカだけでなく、世界中の人々にこの映画を見てもらいたいと思いました。
ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーを来日させ、二人に日本を案内できたことは、彼らのマネージメント時のハイライトの一つでした。ですから、この映画が日本で上映されることを大変嬉しく思っており、本作ができるだけ多くの観客に届き、ジョージ・マイケルがいかに素晴らしいアーティストであり、人間であったかの真の洞察と理解をもたらすことを願っています。

この記事の画像(全2件)

A PROTOCOL MEDIA PRODUCTION ©2022

読者の反応

  • 3

crystal osu @crystal_osujp

ジョージ・マイケルの映画というよりサイモン・ネイピア=ベルが監督というほうがビッグニュース。
(ちなみに今日ブライアン・エプスタインの映画を観てきたところ) https://t.co/HpKvvqfQC5

コメントを読む(3件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ジョージ・マイケル / スティーヴィー・ワンダー / スティーヴン・フライ / ルーファス・ウェインライト の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。