早見沙織がアイアンハート吹替を続投、新たに木村良平・野島裕史・金子睦が参加

ドラマシリーズ「アイアンハート」の日本語吹替版に早見沙織、木村良平、野島裕史、金子睦が参加する。

同作は、アイアンマンを彷彿とさせる革新的なパワードスーツを創造する若き天才発明家リリ・ウィリアムズを主人公とした物語。彼女は映画「ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー」でシュリ / ブラックパンサーと共闘している。ドミニク・ソーンがリリ / アイアンハートを演じたほか、アンソニー・ラモス、オールデン・エアエンライク、リリック・ロスらが出演。製作総指揮には「ブラックパンサー」シリーズの監督を務めたライアン・クーグラーも名を連ねた。

早見は「ワカンダ・フォーエバー」に続き、リリ役を続投。今回の発表に際し「ブラックパンサーの収録は、自分にとって濃密でパワフルで記憶に強く残るアフレコだったので、再びリリとして吹き替えを担当できることがとても嬉しいです。今回はリリの物語なので、どんな空気感になるのか楽しみであるとともにドキドキしていました」と述べ、リリについては「その豊かな思考はもちろんですが、個人的には、本人のノリの良さ、時折見せる強い意志がとても魅力的に感じます。喜怒哀楽の表現がわかりやすく素直なのも素敵です」とコメントする。

またリリに試練を課す怪しい男パーカー・ロビンス / フッド役に木村、リリと親交を深める技術倫理コンサルの男ジョー・マクギリカディ役に野島、リリの相棒兼友人で“とある秘密を持つ”AI・ナタリー（N.A.T.A.L.I.E.）役に金子が選ばれた。木村は「人気と壮大さで有名なこの世界の一部になれて嬉しいです」と喜びをあらわにし、「（リリは）その頭脳はもちろんですが、頑固さと我の強さはかなり魅力的だと思います。揺らぐことはありますが、簡単に流されたりしないし、必要なら自分で流れを変えてみせます」と語った。

野島は、トニー・スタークの父であるハワード・スタークの声を演じて以来の参加に「アイアンマンからのアイアンハート。僕はこの作品、この作風にとても縁を感じています。そして今回のジョーという役も人間味があり、さらに自分との共通点も感じられてとても気に入ってます」と述懐。映画「エターナルズ」のスプライト役に続き、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）作品に参加する金子は「ナタリー役に決まったというマネージャーからのメールを電車の中で見たのですが、気づいたらガッツポーズしていました（笑）」明かした。

「アイアンハート」は、6月25日よりディズニープラスで独占配信。初回は3話同時配信となる。YouTubeでは吹替版予告が公開中だ。