映画「
福田ますみのルポルタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」を原作とする本作では、児童への体罰で告発された小学校教諭・薮下誠一が、法廷で「すべて事実無根の“でっちあげ”」と完全否認することから物語が展開する。薮下を綾野、体罰を受けたとされる児童の母・律子を柴咲コウが演じ、薮下を追う記者・鳴海に亀梨が扮した。
映像には、自身への疑いを晴らすために証言を得ようと、保護者宅のインターホンに向かって「お願いします!」と何度も頼み込む薮下、それを待ち構えていたかのように薮下にフラッシュを浴びせる鳴海の姿が映し出される。極限まで追い詰められた薮下は、雨の中で傘も差さずに鳴海の胸ぐらをつかみ、感情を爆発させながら自らの思いを訴えるのだった。
該当シーンでは人工的に雨を降らせたのではなく、本物の豪雨を利用した。テスト段階では晴天だったが、本番直前で雲行きが怪しくなったのだという。綾野が「亀ちゃんは嵐まで呼んじゃうから!」と笑うと、亀梨は「それは剛くんでしょ!」と返しつつ「傘を(足元に)置いておかないといけないのに、風がすごいからギリギリまで剛くんが押さえていて。(本番が)終わったあとにパーン!と晴れて『嘘でしょ!?』と」と吐露。綾野は「このシーンを亀ちゃんと立ち向かえたことをすごく誇りに思うというか。自分の俳優人生の中でとても大事なプロセスになりました」と語った。
さらにインタビューでは、14年ぶりの共演となった綾野と亀梨が互いの印象を語り合う様子も収録。綾野が亀梨について「僕のほうが年齢は上なんですけど、面倒見のいい兄貴肌」と話し、亀梨が芝居について語り合った過去を回想しつつ「俳優業をやるうえでの恩人的な人」と信頼をのぞかせる一幕も確認できる。
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