本作は、ポーランドの作家ブルーノ・シュルツの短編集をもとに制作された人形アニメーション。物語の主人公は、死の床にある父を見舞おうとサナトリウムを訪れる青年ヨゼフ。サナトリウムを仕切る怪しげな医師ゴッタルダは「あなたの国から見ればお父様は亡くなったが、ここではまだ死んでいません。ここでは、一定の間隔で常に時間が遅れているのです。その間隔の長さは定義できません」とヨゼフに告げた。やがてヨゼフは、サナトリウムが現実と夢の狭間に漂う世界であることに気づき、時間も出来事も、目に見える形をとって存在することができないと知る。
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※記事初出時、作品名に誤りがありました。お詫びして訂正します。
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双子の映像作家ブラザーズ・クエイ、新作長編「砂時計サナトリウム」公開(予告あり) https://t.co/kF80EwUMWD