日本人男女がバイクで世界一周を目指す冒険の記録「タンデム・ロード」6月公開

ドキュメンタリー映画「タンデム・ロード」が、6月13日よりイオンシネマ系ほか全国で公開される。

本作は、映画の演出部として活躍してきたナメさんこと滑川将人と、パートナーのアユミこと長谷川亜由美の2人が、アドベンチャーバイク1台で世界一周を目指した様子を記録したもの。427日間、走行距離6万kmにおよぶ壮大な旅の一部始終をドキュメンタリー映画として昇華させた。滑川は監督・撮影・編集、長谷川は撮影・アニメーションも担当した。

YouTubeでは予告編が解禁。アユミの地元である福島から出発し、30カ国もの見知らぬ土地を進んでいく2人の姿が収められている。滑川は、本作について「人見知りで、人と関わるのが苦手な普通の女の子がいきなり世界にバイクで連れ出されて、人と世界と出会って成長しようともがく物語です。目の前にある道は世界と繋がっているという、日常のささいな、みなさんとの物語です」とコメントした。

「タンデム・ロード」の配給はニコニコフィルムが担う。

映画「タンデム・ロード」予告編

滑川将人 コメント

どこまでも続く地平線。バイクを停めて休憩がてら、老人が孫の面倒を見る姿を眺めていました。異国の地で見たその少年は「わたし」だと思いました。私たちの語れる映像は世界中の家族、みんなの故郷の映像です。大冒険家の話ではありません。人見知りで、人と関わるのが苦手な普通の女の子がいきなり世界にバイクで連れ出されて、人と世界と出会って成長しようともがく物語です。目の前にある道は世界と繋がっているという、日常のささいな、みなさんとの物語です。