誘惑こそ復讐、ドラァグクイーンと暴力的な男のラブサスペンス「FEMME フェム」公開決定

ネイサン・スチュワート＝ジャレットとジョージ・マカイがダブル主演を務めるラブサスペンス映画「Femme」が、「FEMME フェム」の邦題で3月28日に公開される。

2021年に英国アカデミー賞にノミネートされた同名短編をもとにした同作は、ヘイトクライムの標的にされて心身に深い傷を負ったドラァグクイーンのジュールズと、ジュールズを襲ったグループの1人で、タトゥーだらけの暴力的な男プレストンの物語。偶然立ち寄ったゲイサウナでの再会をきっかけに復讐のチャンスを得たジュールズは、巧みにプレストンに接近していくが、性的指向をひた隠しにしてきた彼の本質に触れるたび、心に説明のつかない感情が芽生えていく様子が描かれる。

監督・脚本はサム・H・フリーマンとン・チュンピンが手がけ、スチュワート＝ジャレットがジュールズ、マカイがプレストンを演じたほか、アーロン・ヘファーナン、ジョン・マクリー、アシャ・リードも参加した。このたび到着したポスタービジュアルには、ジュールズとプレストンの姿に「誘惑こそ復讐」というコピーが添えられた。

「FEMME フェム」は東京・新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。配給はクロックワークスが担う。

※「FEMME フェム」はR18+指定作品