映画「
朝日新聞で紹介された実話をもとにした本作では、十分な教育を受けることができず読み書きができない夫・西畑保が、妻・皎子(きょうこ)への感謝を手紙で伝えるため夜間中学に通うさまが描かれる。保を鶴瓶、皎子を原田が演じ、若かりし頃の西畑夫妻役で重岡と上白石が出演。保が通う夜間中学の教師・谷山恵に安田、西畑家のお隣さん・光江にくわばたが扮した。
鶴瓶は満員の客席を見上げながら「あっという間にこの日が来ました。最後の展開を言いたくなるんですけど、まだ観てはらへんでしょ? ぜひ楽しんでください」とにこにこ挨拶。原田は「自分が出ているんですが、客観的に観て大好きだなと思えた作品です」と笑みをこぼした。
重岡はオファー時を振り返り「『何かをやることに遅いことはない』というメッセージが自分にも刺さって。そんなことを映画を通しても伝えたいなと思いました」と述べ、「皎子さんを演じたのが上白石さんで本当によかったです。すごく安心できました!」と口にする。これに上白石は「こちらこそです!」と返し、「私たちが鶴瓶さんや、原田さんになるんだなと未来へのわくわくを抱きながら演じました。映画は想像を超える温かい作品で、すごく笑いました」と期待を煽った。
「皆さん、若い頃と年老いてからは別の方が演じていますが、私だけずっと一緒!」と切り出したのはくわばた。「メイクさんや衣装さんのお力で演じ分けさせていただきました。父が鶴瓶師匠のファンなので、写真を見せたら『鶴瓶ちゃんやんか! ところで横のおばちゃん誰なん?』って。私に気付かなかったぐらいです」とスタッフをたたえ、映画の感想に話が及ぶと「重岡くんから鶴瓶師匠って、いい加減にしてくれ!って最初は思ったんです。でも作品を観るとなんの違和感もない!」と力説する。これを横で聞いていた鶴瓶は重岡の顔を見ながら「(自分は)こんな顔ちゃうわ!(笑)」と言い、重岡は「似ていると言われて、うれしさと複雑さ半々です」と笑った。
イベント終盤には、本作にちなんで今年チャレンジしたいことを登壇者がトーク。安田は「いつも挫折しちゃうんですが、英語を自由に話してみたいです」と、上白石は「映画に触発されて、友人と漢字検定を受けようと思っているんです。書ける字が増えていくのはいくつになってもうれしいです」と語る。重岡は「免疫が上がると聞いて、今年から毎朝、冷たいシャワーを浴びているんです。たまに嫌すぎて、裸で立ち尽くしていることもあるんですが、続いてます」と報告。原田は「50代でゴルフを始めたんです。伸び代を信じて、今後もがんばりたいです」と意気込んだ。
最後に原田は「皎子さんを演じるにあたって、鶴瓶さんのそばにいて、何かを感じること、それだけでいいのかなって思って、そばにいました。そうすることで皎子さんに近付いていったと思っています。鶴瓶さんとご一緒できて本当に幸せでした」とコメント。鶴瓶も「原田さんと今日会うのを楽しみにしていました。ご家族とも知り合って、ちょっとした親戚みたいな気持ちです。映画楽しんでください」と語りかけ、イベントの幕を引いた。
「35年目のラブレター」は、3月7日に全国で公開。
🦷もろこ🎹 @nikoten_moroko
ホントに何万回も言うけど……重岡くんお顔とっても可愛いのにデカくて成人男性って感じのイカツさがあるの堪らんので毎回これに出会うたびにときめいてる…これで手も足も小さいとかほんと可愛いすぎる…………… https://t.co/xxZre8pYd5