ドラマ「
清水玲子のマンガをもとにした本作の舞台は、通称“第九”と呼ばれる科学警察研究所の法医第九研究室。死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用い、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かす物語が展開される。板垣が驚異的な記憶力と鋭い洞察力を持つ室長・薪剛、中島がかつて第九のメンバーだった鈴木克洋、そして鈴木と瓜二つの新米捜査員・青木一行を1人2役で演じた。
イベントでは登壇者による挨拶に続き、脳科学の権威・貝沼清孝役で本作に出演した
役との共通点を尋ねられた板垣は「誕生日と血液型が薪と一緒なんです」と明かす。その話を受け中島は「僕は8月10日生まれなのですが、鈴木が殉職する日も同じ日で。しかも門脇さんも8月10日生まれなんですよ」と述べ、門脇と高橋を驚かせた。板垣は「撮影が終わっても、薪の感情が体から離れないんです。皆さんが作ってくださった素敵な世界の中でお芝居ができているからだと思います」と語る。中島は「緊張感のある難しいシーンがたくさんありますが、スタンバイ中は皆でしゃべったりして、いいチームワークができています」と笑顔を見せた。
本作で初共演した板垣と中島。中島は「(板垣は)おとなしくて、1人でいることが好きなのかなと思っていたのですが、僕の近くにピトッと来てくれたりして。ワンちゃんみたいでかわいいんですよ」とエピソードを披露する。板垣は「中島さんはすべてを受け止めてくださる空気を持ってらっしゃるので、ついついちょっかいを出してしまいます。相手をしてくれるので」とほほえんだ。高橋は、板垣と中島について「僕が会議室から出たときに2人が廊下で立っていたのですが、普通に輝いてて……本当にキラキラして見えました」と回想する。
門脇は、薪の大学時代からの友人で、亡くなった鈴木の婚約者でもあった解剖医・三好雪子役で参加。彼女は「雪子の中の脆さや繊細さを意識しながら、でも人間としては強いということを忘れずに演じています」と伝える。そんな門脇について板垣は「雪子が号泣するシーンがあったのですが、カットがかかった瞬間に(門脇が)スンッとして歩いていって。監督とどうやって切り替えているんだろうと話していました。本当にすごい」と称賛した。
イベントでは、撮影現場での“秘密”を明かす一幕も。高橋は「捜査室シーンの本番前、隣の李光人が僕にほほえんでくるんですよ。僕に向けた笑顔だと喜んでいたのですが、『(ラーメンを食べたため)歯に何かついてませんか?』と確認していただけだったようで……」と吐露し、会場を盛り上げる。中島は「思わせぶりなんだから!」とコメントし、板垣は「恥ずかしい!」と顔を赤くしていた。
映画「陰陽師0」の佐藤嗣麻子が脚本を手がけた「秘密~THE TOP SECRET~」はカンテレ・フジテレビ系で1月20日にスタートし、毎週月曜22時よりオンエア。演出を松本佳奈、宝来忠昭、根本和政、稲留武が担当する。
通りすがりの伊賀栗 @FFFFigaguri
また映像化するのね https://t.co/RTP3wv3IB3