劇場版「トリリオンゲーム」の完成披露舞台挨拶が本日1月14日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われ、キャストの
本作は2023年7月期にTBS系で放送された連続ドラマ「トリリオンゲーム」の劇場版で、原作者・
目黒は「ドラマのときから、僕が演じるハルというキャラクターにすごく勇気をもらっていました。今回も、ハルにしか考えられないようなアイデアにワクワクさせられながら演じることができました」とコメント。佐野が「ドラマに引き続き(ガクは)ハルくんにかき回されています。ドラマよりもアドリブ多いですよね?」と話すと、目黒は「本当に迷惑だった(笑)」と言いつつ、「楽しかったですし、佐野くんとだからできたバディ感が詰まっています」とアピールした。
ハルのライバルで才色兼備の令嬢・黒龍キリカ役の今田は、映画で注目してほしいポイントとして「なんといってもハルとガクの絆。ぐっとくるものがあります」と伝える。自身の役柄に関しては「シーンごとに味方なのか敵なのか“もぞもぞ”させられるので、そこもぜひ見てください」と語った。トリリオンゲーム社のグループ会社社長としてハルとガクを支える高橋凜々を演じた福本は「ドラマの最終話でガクさんがリンリンをごはんに誘う。その2年後から始まるんですけど、その間に彼らはどういうデートをしていたのかを撮影前に佐野さんと話していました」と裏話を披露し、作品ファンの期待を煽った。
トリリオンゲーム社の一員であるゲームプロデューサー・蛇島透役の鈴木は「目黒くんも佐野くんも優しいんですよね。途中参加でも温かく迎えてくれて」と現場の雰囲気に触れ、「あと、見どころ言っていいですか? アクションがすごいんですよ!!」と声を張る。続いてゲームクリエイター・桜心護役の原が、事務所の同期である目黒との共演について「でかいスクリーンで2人で同じ画面に映るのが、個人的には感慨深いものがあります。でも僕以上に目黒が喜んじゃっていると思います」とドヤ顔で振ると、目黒は「緊張しながらボケるのやめてくれる?(笑)」とツッコみ、息の合った掛け合いを見せていた。
本作の舞台となったカジノのセットに話題が及ぶと、目黒は「すごかったです。美術さんに拍手とお礼をみんなで伝えさせてもらいました。そのセットに(石橋演じるカジノ王の)ウルフ・リー、(シシド扮するカジノディーラーの)ラモーナ・タキガワが映えていてかっこよかった」と振り返る。映画から参加したシシドは「撮影の1カ月前からカード(をさばく)練習をしていたんですけど、全然足りなくて、撮影中もずっと触るようにしていました」、石橋は「チャイニーズアメリカンの設定でしたので、人生初の金髪とジェルネイルをして、20代の頃に開けたピアスを久しぶりに付けました。ナイスガイの蓮くん、勇斗くんが座長を務める、本当に気持ちのいい現場でした」とそれぞれ撮影期間を回想した。
また、キリカのボディガード兼秘書・長瀬忠則役で出演した竹財は「1カ所、ドラマ版から長瀬のどこかが変わっています。違いを探していただけるとありがたいです」と、その内容は伏せつつ呼びかける。ハルたちの前に立ちはだかる財閥企業の社長・宇喜多隼人に扮した田辺は「目黒くんとは(ドラマ『消えた初恋』以来)2年ぶりぐらいの撮影だったんですけど、20cmぐらい背伸びてね」と冗談を飛ばし、「それぐらい役者としてがっしりしていた。とにかく前に、上に進むエネルギーにあふれていたので、対抗できるようがんばりました」と目黒の成長を称賛していた。
最後に目黒は「最高のエンタテインメント、そして皆さんに勇気を与えられるような映画ができあがったと思います。1人でも多くの方に大きなスクリーンで体感していただけたらうれしいです」と力強く口にし、イベントの幕を引いた。
劇場版「トリリオンゲーム」は2月14日に全国で公開される。
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「トリリオンゲーム」目黒蓮、相手が佐野勇斗だからできたバディ感をアピール https://t.co/lP8NlhV65K