世論なんて簡単に操れる、ソン・ソック主演の犯罪スリラー映画「コメント部隊」予告編

韓国ドラマ「私の解放日誌」や映画「犯罪都市 THE ROUNDUP」などで知られるソン・ソックが主演を務めた犯罪スリラー映画「コメント部隊」。同作の予告編がYouTubeで解禁され、監督・脚本を担ったアン・グクジンのコメントも到着した。

チャン・ガンミョンの小説をもとにした同作の主人公は、大企業の不正に関する特ダネ記事が誤報だと判明し、停職処分になった社会部記者イム・サンジン。ある日彼のもとに、ネット世論操作を主導する“コメント部隊”チームアレブのメンバーだという情報提供者が現れ「金さえ払えば真実を嘘に、嘘を真実にすることができる」と告げたことから物語が展開していく。ソン・ソックがイム・サンジンに扮し、キム・ソンチョル、キム・ドンフィ、ホン・ギョンも出演した。

予告編は、イム・サンジンのもとに「あなたの記事を妨害しました。僕たちが工作を」と連絡が入るシーンからスタート。続いて“コメント部隊”のメンバーが「世論なんて簡単に操れる」とつぶやく様子や、謎めいた男の姿が切り取られる。

同作の題材は“ネット世論操作”。アン・グクジンは「現代社会に潜む陰謀論について、目の前で見せることができる映画ではないか。単なる1つのネットの話ではなく、今私たちが生きているこの社会環境についてすべて盛り込みたい」と演出の意図を語った。

「コメント部隊」は、2月14日より東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。

韓国映画「コメント部隊」予告編