映画「
本作は、沖縄に住む高校生・真喜屋湊(まきやみなと)と、彼の後輩である玉城美海(たましろみう)の関係を軸にしたラブストーリー。音楽が好きな2人は自然と惹かれ合い、湊の卒業式の日に付き合うことになる。東京の大学に進学した湊は、2年後に上京してきた美海と再会。2人は幸せな日々を過ごしていたが、ある日突然、湊は美海に別れを告げるのだった。赤楚が湊、上白石が美海を演じたほか、美海に思いを寄せる幼なじみ・琉晴に中島、湊に恋心を抱く音楽サークルの友人・香澄に玉城が扮している。
上映後の舞台挨拶に登壇した赤楚は「温かい優しい気持ち、光のような思いを受け取ってもらえていたらうれしいなと思います」と挨拶。自身が出演した正月恒例の特番にちなんで「三流芸能人です!」と挨拶したり、ライブビューイングのカメラに「こんにちはー」と手を振ったり、チャーミングな一面を見せていると、中島は「皆さん、今いろんな感情を咀嚼してる。できればもうちょっとクールにいてほしい。こういう赤楚衛二も好きなんだけどね」と笑って要望した。
上白石は映画を「恋愛のストーリーだと思う人も多いと思うんですけど、家族愛や親子愛、その先にあるものを描いた作品になっているので、ぜひ親子やご家族で観ていただくのもいいのではないかと思っております」と紹介。撮影中は役作りのために実の母親に相談したこともあったそうで、上白石は「母は『ちゃんとお母さんだったよ』と言ってくれて、ほっとしました。母に観てもらえたのはうれしいですね」と話した。
続いてHYのライブが行われ、キャスト陣は1列目の特等席で鑑賞。Vo&Gtの新里英之は「映画の中でたくさんHYの曲を使っていただきました。映画のワンシーンを思い出しながら聴いてください」と「AM11:00」から披露する。そして2008年にリリースされ、映画のもとになった楽曲「366日(Official Duet ver.)」、「366日」のアンサーソングとして制作され、映画の主題歌になった「恋をして」も演奏した。
ライブの感想を聞かれた赤楚は「さいっこうでしたね! 改めてこの映画に携わることができてよかったと心から思います」「心が震えて頭が追いつかない」、中島は「撮影中の出来事が走馬灯のようにフラッシュバックしてきました」「すべてのみんなが平和になる曲」と吐露。玉城がお気に入りの歌詞として「恋をして」の中の「咲くことのない花」という部分に言及すると、赤楚も「今を肯定してくれる言葉なんですよね」とうなずく。
上白石は「全員の役を抱きしめてくれるような曲だなと思って。最初は美海の気持ちの曲なのかなと思っていたんですけど、(キャストの)皆さんと話していると、それぞれの心にもリンクすることがわかって」「大人になるにつれて、たらればって増えてくるじゃないですか。こうだったら、ああしていればって。でも今までの選択が今の自分を作ってくれてるんだ、ということを教えてくれる曲だと思います」と主題歌「恋をして」への思いを伝えた。
最後に赤楚は「今の時代、人間関係が希薄になって『人とつながらなくてもいい』という選択ができちゃうと思うんですけど。そんな中でも今一度、人を思うことや愛というものと向き合う映画になっていると思います。ぜひ自分と照らし合わせて、映画も楽曲も楽しんでください。そして何度も観てくれるとうれしいです」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
「366日」は1月10日より全国ロードショー。
赤楚衛二の映画作品
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「366日」赤楚衛二、HYの生演奏に心震える 上白石萌歌は主題歌への思い吐露 - 映画ナタリー
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「366日」は1月10日より全国ロードショー。
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