Huluオリジナル「十角館の殺人」に続く「館」シリーズ第2弾の製作が決定。綾辻行人の原作小説を、再び監督の
「十角館の殺人」から「奇面館の殺人」まで9作の長編が発表され、累計発行部数は750万部を記録している同シリーズ。現在はシリーズ10作目にして最終作となる「双子館の殺人」の執筆が進められている。小説のシリーズ2作目は「水車館の殺人」だが、現時点ではどの作品が映像化されるかは不明だ。
綾辻は「長年『映像化不可能』と云われつづけてきた『十角館の殺人』でしたが、実写ドラマ化の企画段階から『自分ならできる』と云いきって憚らなかった内片輝監督が見事、『不可能ではなかった』と証明してみせてくれました。原作者の僕にとって、これは大きな驚きであり、同時に大きな喜びでもありました」とコメント。「いずれタイトルが公表されれば、たぶん原作を知っている方の多くが『なるほど』と頷いてくださるでしょう」ともつづっている。
そして内片は「どの『館』シリーズが実写化されるのか?……アレコレお伝えしたいのですが、それはまだ内緒。楽しみにお待ちください。魅力的な『館』の世界に、再び皆さんをご招待します!」と語った。なお監督として山本大輔も参加する。
「十角館の殺人」はHuluで配信中。なお12月30日より日本テレビ(関東ローカル)ほかで地上波放送が行われる。
Huluオリジナル「館」シリーズ第2弾 超特報
「十角館の殺人」地上波放送
日本テレビ(関東ローカル)、静岡第一テレビ、広島テレビ、ミヤギテレビ
第1話・第2話:2024年12月30日(月)25:24~27:32
第3話:2025年1月1日(水)24:50~25:54
第4話:2025年1月2日(木)25:44~26:45
第5話:2025年1月3日(金)25:44~26:48
読売テレビ 2025年1月1日(水)~1月5日(日)深夜 放送予定
綾辻行人 コメント
発表以来、長年「映像化不可能」と云われつづけてきた「十角館の殺人」でしたが、実写ドラマ化の企画段階から「自分ならできる」と云いきって憚らなかった内片輝監督が見事、「不可能ではなかった」と証明してみせてくれました。原作者の僕にとって、これは大きな驚きであり、同時に大きな喜びでもありました。
幸いにも、配信開始後の作品の評判や評価、成績などは上々である、とのこと。そこでさっそく、「ここはぜひ、シリーズ第2を」という話が持ち上がったわけです。「十角館」をあのような形に仕上げてくれた内片監督への信頼はもはや揺るぎないので、ほとんど迷うこともなくOKを出しました。
「本当にやるの?」
「次はどれを?」
──と、「超特報」では一応とぼけてみせていますが、原作者としては当然ながら、「本当にやる」ことも「どれを」やるのかもすでに承知しています。なので、この場では何ともコメントしづらいのです。いずれタイトルが公表されれば、たぶん原作を知っている方の多くが「なるほど」と頷いてくださるでしょう。
「館」シリーズの作品はそれぞれ、なかなかひと筋縄ではいかないものばかりです。「どれを」映像化するにしても、「十角館」とはまた違った難題がたくさん待ち受けていそうですが、内片監督のことだから今度もきっと見事にクリアしてくれるだろう、と期待しています。
内片輝 コメント
「館」シリーズ実写映像化第2弾の製作決定をお伝えできること、監督・プロデューサーとして嬉しく思います。
どの「館」シリーズが実写化されるのか?……アレコレお伝えしたいのですが、それはまだ内緒。楽しみにお待ちください。
魅力的な「館」の世界に、再び皆さんをご招待します!
まっは @mach__
綾辻行人「十角館の殺人」に続く「館」シリーズ第2弾が製作決定、監督は再び内片輝(コメントあり) https://t.co/KaTAd89rNA
迷路館な気がするなあ