「連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル」の完成披露試写会が本日7月30日に東京・東京国際フォーラムホールで行われ、キャストの
伊兼源太郎の小説を原作とする「密告はうたう 警視庁監察ファイル」では、警視庁職員の不正を取り締まる“警察の中の警察”・警視庁人事一課(ジンイチ)監察係の知られざる内部捜査が描かれる。今作では、ジンイチ所属になって2年が経過した主人公・佐良正輝らが警察全体を揺るがす“組織の陰謀”と対峙する。
佐良役の松岡は、続編に関するオファーを受けたときのことを「パート1でかなりボロボロにしてもらったので、正直しんどいなと思いました(笑)。認められてうれしい気持ちも半分あるけど、できるかな?という不安もありました」と振り返る。撮影を終えての思いを聞かれた際には「自分が経験した中で1、2を争うくらいに大変な作品。ちなみにもう1つはパート1です」と笑った。
仲村は、佐良に実態解明を命じる上司・能馬慶一郎を演じた。視聴者からは“究極のツンデレ”との声もある同キャラクターと自身の似ている部分を尋ねられ、本人は「背の高さと顔ですかね?」と淡々と述べて笑いを誘う。さらに「ものすごく情報収集して、よく考えてから買い物をしそうなところも似ています」とも語った。
佐良と一緒に不正の全貌解明に挑む皆口菜子役の泉は「皆口は芯が強くて情熱があるキャラクター。弱く見えないように心がけていました。少しでも気を抜くと、監督から指導が入るんです」と懐かしみ、「厳しさにあふれる現場でしたが、貴重な経験をたくさんさせていただきました。また次も、と思えるくらい楽しみました」と充実感たっぷりの表情で話す。すると隣で聞いていた松岡は「もうちょっと時間をもらっていいですか? まだボロボロなので……」と悲鳴を上げた。
“首切りのプロ”と呼ばれる監察係・長須賀透役の池田は、同シリーズへの出演をきっかけに男性のファンが増えたそうで、「SNSにおじさんからファンメールがいっぱい届くようになりました。この作品に出てよかったな」とにっこり。主演の松岡に関しては「ストイックで怖い方だと思っていたけど、1と2の間に『家政夫のミタゾノ』の撮影で“ミタゾノ”の松岡さんに会ったらゆるんじゃって(笑)。ついつい話しちゃうんです」「今回は仲の良さが出ちゃうのを抑えて、重たく重たく演じていました」と言及した。
メイン監督の内片は「皆さんが演じたキャラクターにまた会えるのが楽しみでした」と続編を作れた喜びをあらわにし、「ストイックな現場ですが、キャストのお芝居を見ているとついニヤッと笑ってしまうときもありました」と思い入れたっぷりに述べる。見どころには「松岡くんのすごく困った顔」を選び、「“困り松岡”が僕のツボ。非常にかっこいいので楽しんでいただきたい」と魅力を伝えた。
舞台挨拶では物語にちなんで「まだ明かしたことのない過去は?」との質問を受けて、松岡が「これですね。暑かったので坊主にしました」とハットを脱いで、会場を驚かせる場面も。最後に松岡は「(前作から)3年が経って、何が変わって変わっていないのか。ぜひ楽しんで観てください」と来場客にメッセージを送り、舞台挨拶を締めた。
全8話の「連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル」は、8月11日より毎週日曜22時にWOWOWで放送・配信される。
連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル
WOWOWプライム、WOWOW 4K、WOWOWオンデマンド 2024年8月11日(日・祝)スタート 毎週日曜22時~放送・配信
※第1話無料放送
わび さび @ikasumi_0721
おお、頭の形が良いから似合うね。松岡くん https://t.co/QJ7jyB5Mpi