第16回TAMA映画賞で「夜明けのすべて」「ぼくのお日さま」が最優秀作品賞に輝く

第16回TAMA映画賞の受賞作品および受賞者が決定した。

前年10月から当年9月に一般劇場で公開された作品および監督、キャスト、スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考を行うTAMA映画賞。三宅唱が監督を務めた「夜明けのすべて」と、越山敬達・中西希亜良・池松壮亮が共演した奥山大史の監督作「ぼくのお日さま」が最優秀作品賞に輝いた。

最優秀男優賞に選ばれたのは、「大いなる不在」に主演した藤竜也と、「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「キングダム 大将軍の帰還」「かぞく」の吉沢亮。また「夜明けのすべて」の上白石萌音と、「ナミビアの砂漠」「あんのこと」「ルックバック」「四月になれば彼女は」の河合優実は最優秀女優賞を獲得した。

最優秀新進男優賞は、「夜明けのすべて」「ディア・ファミリー」「キリエのうた」の松村北斗（SixTONES）と、「カラオケ行こ！」「瞼の転校生」「からかい上手の高木さん」「正欲」の齋藤潤が受賞。「辰巳」「朽ちないサクラ」「サユリ」「NN4444「愚鈍の微笑み」「正欲」の森田想と、「違国日記」「あのコはだぁれ？」の早瀬憩が最優秀新進女優賞に輝いている。

そして最優秀新進監督賞には「大いなる不在」の近浦啓と、「ナミビアの砂漠」の山中瑶子が選出された。映画ファンを魅了した事象が対象となる特別賞は、「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の呉美保らスタッフ・キャスト一同、「ルックバック」の押山清高らスタッフ・キャスト一同に贈られる。

第16回TAMA映画賞の授賞式は11月30日に東京・パルテノン多摩大ホールで開催。チケットの抽選申し込みは、10月26日に開始予定だ。