マンガサービス「サイコミ」で連載中の川上十億「怖れ -令和怪談-」を原作とする本作。フリーターの田辺日向は、マッチングアプリで出会った男に付きまとわれ殺されてしまう。次の瞬間、彼女は何が起きたのかわからないまま別人の斎藤アユミとして生活することに。しかし、またもトラブルに巻き込まれ命を落とす。一方で突撃系配信者のヤマカズは、街で起こるさまざまな殺害事件に謎の女性・溝口マユが関わっていることを突き止める。
莉子が演じるのは、“怖れ“に揺れ動く主人公のマユ。今回の発表に際し、莉子は「ひと言では言い表せられないくらい様々な役を演じさせていただいたので表現が難しいのですが、大変ではありました」「その分お芝居をしていく上で初めての経験でしたし、演じがいがありました。現代的な要素も入っていたり、登場キャラクターも多いので、中には共感できる方がいらっしゃったりとか、見てくれる皆さんも一緒に楽しんでもらえる作品だと思います」と述べている。
全10話の「怖れ」は、毎週金曜深夜24時58分からオンエア。演出はユニクロやGoogle PixelのCMなどを手がける映像ディレクターの小山巧が担当する。川上、小山のコメントは以下に掲載した。
莉子 コメント
役と言ってもひと言では言い表せられないくらい様々な役を演じさせていただいたので表現が難しいのですが、大変ではありました。それぞれの役で入れ替わるスイッチを自分の中で決めて、これはこういう感じ、こっちはこんな感じ、と演じ分けていかなければいけなかったので。大変だったんですけど、その分お芝居をしていく上で初めての経験でしたし、演じがいがありました。現代的な要素も入っていたり、登場キャラクターも多いので、中には共感できる方がいらっしゃったりとか、見てくれる皆さんも一緒に楽しんでもらえる作品だと思います。
小山巧 コメント
急激に進化していく時代と、その流れの中で生きていく人々。最近、そんな人と人の距離感がどんどん広がっていっているように感じます。その広がった距離感は、新しい人間関係のあり方を形成し、新しい価値観、感情を生み出します。そして同時に人間関係において歪みや違和感をも生み出しています。今回の作品「怖れ」では、そんな急速に進化していく人間関係の中に生まれる歪んだ感覚を、新しいジャンルのホラーとして表現できたらなと思い演出しました。是非ご覧ください。
川上十億 コメント
原作タイトルは「怖れ -令和怪談-」なのですが、その名の通り「令和の時代ならではのホラー」をコンセプトに他ホラー作品では味わえないような新鮮さを意識して作品を作ってきました。このコンセプトはブレないまま、よりドラマに合った形へ昇華した作品に仕上げていただいています。非常に新しい現代ホラーが見れると思いますので是非ともお楽しみに!
莉子の映画作品
リンク
cinecittà @filmino9
莉子が“怖れ“に揺れ動く、川上十億によるホラーマンガをドラマ化: 莉子が主演を務めるホラードラマ「怖れ」が、8月15日からCBCテレビで地上波放送される。 https://t.co/quhTdFDWHc