米アトランタとニューヨークで、セックスワーカーとして働く4人の黒人トランスジェンダー女性たちの実態を映したドキュメンタリー「ココモ・シティ」が、本日7月23日より映像配信サービス・JAIHOで日本初独占配信されている。
本作では根強く残る差別と偏見の中、明るくも赤裸々にインタビューに応じる4人の姿が捉えられた。今作で初監督を務めたのは、音楽プロデューサーとしてケンドリック・ラマー、リル・ウェイン、シアラなどの楽曲に関わってきたD・スミス。スミスは2014年に自身がトランスジェンダーであることをカミングアウトすると、音楽業界から事実上追放され、一時はホームレスになった経験を持つ。なお本作に登場するココ・ダ・ドールことラシーダ・ウィリアムズは、2023年に銃撃によって命を落としている。
「ココモ・シティ」は2023年におけるサンダンス映画祭 NEXT部門観客賞、ベルリン国際映画祭 パノラマ部門 観客賞、シカゴ映画批評家協会賞 最優秀ドキュメンタリー映画賞など多数の映画賞を獲得した。JAIHOの視聴ページでは予告編が公開中。
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【配信開始】セックスワーカーの黒人トランスジェンダー女性4人に迫るドキュメンタリー『ココモ・シティ』 [7月23日~、JAIHO]
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監督は自身もトランスジェンダーであり、ケンドリック・ラマーらの楽曲に関わってきたD・スミス。