佐倉綾音、置鮎龍太郎が「デッドプール＆ウルヴァリン」吹替版に参加

佐倉綾音、置鮎龍太郎が映画「デッドプール＆ウルヴァリン」の日本語吹替版に参加していることが明らかに。あわせて吹替版予告がYouTubeで解禁された。

本作は破天荒なマーベルヒーロー、デッドプールとウルヴァリンの活躍を描くアクションエンタテインメント。“俺ちゃん”ことウェイド・ウィルソン / デッドプールをライアン・レイノルズ、ローガン / ウルヴァリンをヒュー・ジャックマンが演じた。

佐倉が声を当てたのは、ヴィランのカサンドラ・ノヴァ。同キャラクターは謎に包まれた人物だが、原作ではミュータント絶滅をもくろむ最凶最悪のヴィランとして知られている。佐倉は「カサンドラ・ノヴァ役の俳優（エマ・コリン）さんがとても素敵なので、足を引っ張らないようにせねば……というプレッシャーに加えて、デッドプールとウルヴァリンという、個でもクセの強い主役たちを2人も相手にしなければならないなんて大変だ…」と吐露する。マーベル作品では自身初のヴィランを演じることについて「ヴィランの信念はヒーローの信念と逆行しているかと思いきや、歪んで平行している場合があって、それがヒーローとヴィランの関係性の面白さであり、またヴィランを演じる楽しさや苦しさにつながるのだろうなと感じます。カサンドラ・ノヴァの信念に寄り添い、世界に没頭し、一緒に戦えて、とてもいい経験になりました」とコメントした。

また置鮎は、マルチバースの神聖時間軸＝アベンジャーズのヒーローたちが活躍する時間軸を監視し、時の流れと歴史の維持のために存在する極秘団体TVA（時間変異取締局）の捜査官パラドックスを演じる。マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）作品に初参加となった置鮎は「皆さん、やっと出られますよ♪『デッドプール』シリーズも、MCUの映画とドラマもかなり観ていたので、めちゃめちゃうれしいです。いろんなシリーズに複数回出演している人もいるのに……と悔しい思いをしていましたから（笑）」と喜びをあらわに。そしてデッドプールの魅力を「こんなに下ネタバンバン言いながら、バイオレンス全開に敵をやっつけていくふざけたヒーロー、居ます？ そこです（笑）」と説明した。

ショーン・レヴィ監督作「デッドプール＆ウルヴァリン」は、7月24日より全国でロードショー。

※「デッドプール＆ウルヴァリン」はR15+指定作品

「デッドプール＆ウルヴァリン」日本語吹替版予告