河合優実、連ドラ初主演作で「奇跡的なものづくり」を実感 父親役・錦戸亮の印象は

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ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」で主演を務めた河合優実と、原作者・岸田奈美のインタビューコメントが到着した。

河合優実(左)と錦戸亮(右)。

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ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」ビジュアル

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きらきらした“一軍女子”たちの輪に入れず、自意識をこじらせている高校生の岸本七実を主人公に据えた本作。母のひとみやダウン症の弟・草太らと接する彼女が、大好きな父・耕助の死やマイペースな祖母・芳子との生活など、さまざまな出来事と向き合う様子が描かれていく。河合が七実に扮し、坂井真紀、吉田葵、美保純が出演。錦戸亮が耕助を演じたほか、福地桃子、奥野瑛太、林遣都、古舘寛治、山田真歩もキャストに名を連ねている。

河合優実

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2023年にNHK BSプレミアムで放送されると大きな話題を集め、ギャラクシー賞奨励賞、ATP賞奨励賞に輝いた本作。「どこにもない面白いドラマができたぞ!と感じていたので、より広く皆さんに届けられることがものすごくうれしい」と語る河合は、連続ドラマ初主演を果たした本作について「岸本七実の人物像、『かぞかぞ』という物語、ドラマが与えてくれた数々の素晴らしい出会い、制作現場が帯びていた熱、そして3カ月をかけて1人の人になるという連続ドラマならではの体験……いろいろな歯車があのとき自分の中でガチっと噛み合って、奇跡的なものづくりの経験になった」と振り返り、特に吉田との出会いが大きなエネルギーになったと明かす。

さらに河合は「不適切にもほどがある!」でも共演した錦戸について「思い悩む私に、そんなに考えこみすぎずちゃんと休み休みやりなねと父のような兄のような笑顔と優しさをくれました」と回想。「思慮深く、心ある方だと思っています」と印象を述べた。

岸田は本作を「奇跡のようなドラマです」と評し、「昨年の初回放送から会う人、会う人に『とにかく第1話を観てくれ!』と、もう何度言ったかわかりません。度肝を抜きにかかってくる第1話を観てしまえば、もう、あなたは岸本家を応援せずにはいられません」と言及。そして河合が七実を演じたことについて「きっと、岸田家の末裔まで語り継ぎます」と喜びをあらわにする岸田は「成長していった七実と、七実の中で成長していった優実さんの姿に、今もずっと支えられています。わたしが流せなかった涙を、あんなふうに流してくださって、本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

演出の大九明子が再編集を手がけた「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は、本日7月9日にスタート。NHK総合で毎週火曜22時、NHK BSプレミアム4Kで同日18時15分より放送される。

※古舘寛治の舘は舎に官が正式表記

ドラマ10「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」

2024年7月9日(火)スタート
NHK総合 毎週火曜 22:00~22:45
NHK BSプレミアム4K 毎週火曜 18:15~19:00
※全10話

河合優実 コメント

地上波放送についての気持ち

昨年の放送後、反響を受け、異例の早さで地上波放送が決定したとの知らせを聞いていました。どこにもない面白いドラマができたぞ!と感じていたので、より広く皆さんに届けられることがものすごく嬉しいです。

連続ドラマ初主演を振り返ってみて

岸本七実の人生には、私の人生に起きなかったことが、たくさん起こります。その時間を力の限り想像するところからこの役が始まりましたが、不思議なことに、気づけば七実と自分とがぴったり重なってしまうような体感に変わっていました。岸本七実の人物像、「かぞかぞ」という物語、ドラマが与えてくれた数々の素晴らしい出会い、制作現場が帯びていた熱、そして3ヶ月をかけて1人の人になるという連続ドラマならではの体験…色々な歯車があの時自分の中でガチっと噛み合って、奇跡的なものづくりの経験になったのだと思います。
感謝したい人がたくさんいる中で印象的だったことをひとつあげるとするならば、ダウン症のある弟・草太を演じた、吉田葵くんとの出会いです。透明に輝く心を持った、素晴らしい青年です。彼と密度の高い時間を過ごすことができ、まっすぐに心を通わせ合えたことが、自分がこの作品に取り組む中でとても大きなエネルギーになったと思います。

「不適切にもほどがある!」では夫役だった錦戸亮との共演について

まさか、こんなに短い期間でまたご一緒できるとも、親子の次に夫婦とも、思ってもみなかったです。同じく宮藤官九郎さん脚本で、錦戸さん主演のドラマ「ごめんね青春!」を10年前にテレビの前で食い入るように見ていた中学生の私に伝えたらすごくびっくりすると思います。
どちらの現場でも実は共演シーンの数がすごく多かったわけではなかったのですが、「家族だから~」の現場では、思い悩む私に、そんなに考えこみすぎずちゃんと休み休みやりなねと父のような兄のような笑顔と優しさをくれました。そんな言葉を軽やかにかけてくれながらも、面と向かって言葉を交わすシーンでは、なんというか錦戸さんの瞳と肉体から父の愛情が溢れてきて、その大きな熱を私も受け止めました。鮮明に覚えています。
思慮深く、心ある方だと思っています。

視聴者へのメッセージ

他者との繋がりがどんどん希薄になる今、岸本家が強く強く手を繋ぎあって大笑いしながら明日へ進んでいく姿に、私は力をもらいました。愉快で、たいへんで、楽しくて、どうしようもなくて、うるさくて、むかついて、おもろくて、そんなこんなで生きている人々の物語です。たとえ生きている境遇が違っても、観てくださる皆さんにとって、このドラマが、人生讃歌になったら良いなと思います。
良いドラマです! 一緒に笑いながら、ご覧ください!

岸田奈美 コメント

奇跡のようなドラマです。どこにもないのに、どこにでもある家族。笑って泣いて怒って驚いて、ありとあらゆる感情のジェットコースター。観ているだけなのに、まるで同じ人生を歩んでいるかと思うほど愛おしくなる演者たち。昨年の初回放送から会う人、会う人に「とにかく第一話を観てくれ!」と、もう何度言ったかわかりません。度肝を抜きにかかってくる第一話を観てしまえば、もう、あなたは岸本家を応援せずにはいられません。家族という言葉を越えて、家族を描き出すことで、家族を救う本作が、たくさんの人のもとに届く日がやってきて、本当に嬉しいです。
河合優実さんが主人公・七実を演じてくれたことの喜びを、わたしはきっと、岸田家の末裔まで語り継ぎます。成長していった七実と、七実の中で成長していった優実さんの姿に、今もずっと支えられています。わたしが流せなかった涙を、あんなふうに流してくださって、本当にありがとうございました。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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河合「異例の早さで地上波放送が決定したとの知らせを聞いていました。どこにもない面白いドラマができたぞ!と感じていたので、より広く皆さんに届けられることがものすごく嬉しいです」

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