都市伝説から着想を得た韓国のホラー映画「
もとになった「雉岳山18分割連続殺人事件」と呼ばれる都市伝説は、1980年に韓国の江原道に実在する山・雉岳山で体が18分割された10体の遺体が発見されたとされるもの。登山客と見られる男性の遺体が発見されて以降、毎週バラバラに切断された遺体が見つかり、その切断面は再現することが不可能なほど滑らかであったという。犯行に使用された道具や被害者の情報は明らかにされず、遺体も凄惨な状態であったため、捜査は秘密裏に行われマスコミにも公開されていないと言われている。
韓国での公開発表の際、雉岳山を管轄する江原道・原州市の警察へ電話が殺到し、警察は「記録自体なく、事実無根」だと発表。原州市側と市民団体からも「地域のイメージが著しく損なわれる危険性がある」として製作会社に対し上映禁止仮申請が出され、物議を醸した作品だ。
映画では、この都市伝説のことは知らないマウンテンバイクサークルのメンバー5人が物語の中心に。山でダウンヒルを楽しむ計画を立て、山へ入ったメンバーたちに次々と不可解な現象が襲い掛かっていく。
keills @bxnutk9464
都市伝説から着想、韓国で物議を醸したホラー「雉岳山」が公開
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