テレビアニメ「ゼーガペイン」の後日譚となる新作「
2006年4月から9月までテレビ東京ほかにて放送された「ゼーガペイン」は、普通の高校生ソゴル・キョウが突然やってきた謎の転校生ミサキ・シズノに導かれ、異世界での巨大ロボットとの戦闘に巻き込まれていく物語。2023年8月31日より新プロジェクト「ゼーガペイン PROJECT REUNION」が展開されており、本作はテレビシリーズと2016年に公開された「
約8年ぶりの新作となることについて、浅沼は「決して大げさなんかではなく、僕の人生を大きく変えるきっかけとなった作品でありキャラクターですから、『離れていても、いつでも気にかけていて、すぐに会える旧友』みたいな感覚で、久しぶりという印象があまりなかった」と、花澤は「『ゼーガペイン』でまた新録ができるなんて!こんな機会をいただけてとても嬉しかったです。リョーコとして浅沼さんや川澄さんと一緒にかけあえる幸せを噛み締めながら収録していました」とコメント。川澄は「TV放送から長く応援してくださるファンの方は、新たな一面を感じつつ、『ゼーガペイン』が帰ってきたと懐かしい気持ちにもなっていただけるのではないかと思います」とつづった。
また「ゼーガペインADP」が7月12日から東京・新宿ピカデリー、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、大阪・なんばパークスシネマにて1週間限定で“再会(リユニオン)”上映されることも明らかに。12月25日に発売となる「ゼーガペインSTA」のBlu-rayが、8月16日より同作の上映劇場で先行販売されることも発表された。
映画「ゼーガペインSTA」予告編
映画「ゼーガペインSTA」予告編(15秒)
浅沼晋太郎 コメント
前作「ゼーガペインADP」から約8年ぶりの新作となる本作のキャラクターを演じたこと
決して大げさなんかではなく、僕の人生を大きく変えるきっかけとなった作品でありキャラクターですから、「離れていても、いつでも気にかけていて、すぐに会える旧友」みたいな感覚で、久しぶりという印象があまりなかった、というのが正直な感想です。キョウに対して「よっ、元気だった?思ったより焼けてないね」って声をかけるみたいな感じでした。
アフレコに臨むにあたって意識した点
前作もそうでしたが、自分の中で「高純度」VS「経験値」、「がむしゃらさ」VS「精密さ」といった対戦がずっと繰り広げられていました。18年前の、何ひとつ分からないまま、ただただしがみつくように、もがくようにやっていた演技は今の僕には出来ないし、この18年間で多少なりとも培った技術は、あの頃の僕がどんなに手を伸ばしたって掴むことは出来なかったと思います。見えない未来を欲しがるあの頃の僕と、どこか諦めながら、それでも過去を捕まえようとする今の僕。これってなんだかすごく「ゼーガペイン」だな、と勝手に感じていました。
観客へメッセージ
まず何より、こんなに長くの間「ゼーガペイン」を愛してくださったセレブラントの皆さん。皆さんのおかげで、こうして物語の時計の針がまた進み始めました。「ありえねぇ」とどこかで思っていたことを形にしてくれて、本当にありがとうございます。そして、ここから「ゼーガペイン」に触れてくださった皆さん。見つけて、触れてくださって本当にありがとうございます。僕はこの作品をきっかけに、苦手だった夏が、少し好きになりました。タイムループ・タイムリープを描いた作品に出演したり、鳥にまつわるキャラクターを演じたりすると、偶然を超えた何かを感じるようになりました。この映画が、あなたの心のどこかを少しでも動かすような作品になってくれたら、とても幸せです。どうぞごゆっくりお愉しみください。
花澤香菜 コメント
前作「ゼーガペインADP」から約8年ぶりの新作となる本作のキャラクターを演じたこと
「ゼーガペイン」でまた新録ができるなんて!こんな機会をいただけてとても嬉しかったです。リョーコとして浅沼さんや川澄さんと一緒にかけあえる幸せを噛み締めながら収録していました。久々に会ったリョーコは、相変わらず素朴でまっすぐで可愛らしい、素敵な女の子でした。
アフレコに臨むにあたって意識した点
これがアニメ放送以来18年ぶりのアフレコだったら何をどうしたらいいのかいっぱいいっぱいになってしまっていたかもしれませんが、8年前の収録を経ていたので、落ち着いて収録に臨めました。
観客へメッセージ
スピンオフ小説が出たり、つい最近まで再放送がされていたり、ついに新作が作られたりと、こんなに長く愛される作品に恵まれて私は幸せ者です。17歳の自分に教えてあげたい!「ゼーガペインSTA」を機に新たなセレブラントが増えてくれることを期待しつつ、元々知ってくれている方がより「ゼーガペイン」を深く味わえるような内容になっていますので、ぜひ楽しみにしていてください!
川澄綾子 コメント
前作「ゼーガペインADP」から約8年ぶりの新作となる本作のキャラクターを演じたこと
前回から時間が経ったので、過去の自分の演技との違いが出てしまったり、感覚を取り戻すのに時間がかかるかもという懸念がありましたが、全くそんな事はありませんでした。他のキャストの皆さんも今まで通りにキャラクターそのままでしたので、皆さんに引っ張っていただけたと思います。
アフレコに臨むにあたって意識した点
アニメのTV放送から前回の劇場版の方が、TV放送当時と同じにしなければいけないという気負いがあったかと思います。今回は新キャラクターも登場し、「ゼーガペイン」の新しい面を見ることが出来たように感じました。
観客へメッセージ
TV放送の時から「ゼーガペイン」の音楽が大好きでしたが、今回改めてあの曲達があってこその「ゼーガペイン」なのだと思いました。TV放送から長く応援してくださるファンの方は、新たな一面を感じつつ、「ゼーガペイン」が帰ってきたと懐かしい気持ちにもなっていただけるのではないかと思います。公開を楽しみにお待ちください。
Prachi Rawat @Panchih0
@eiga_natalie コメントあり)