本作は1984年から2003年にかけて放送されたギャグドラマシリーズにおける、21年ぶりの新作にして完結編。“最後の事件”に立ち向かう刑事・轟木竜二を中心にした家族の物語が描かれる。定年を間近に控えた轟木をさんま、娘の寺沢和来を
味方が扮するのは、轟木の部下の刑事・腰越郁也(こしごえいくや)。コミュニケーション能力や観察力に優れるが、仕事一筋の生真面目さがあだとなり、いつも恋人に愛想を尽かされる。ある日、犯人逮捕のために和来が働くカフェに張り込むが、任務に集中するあまり失礼な態度を取って和来を怒らせてしまう。そして謝罪のためにカフェを再訪したことをきっかけに、轟木の娘とは知らず親交を深めていく。
「あの“明石家さんま”が作る世界なら、間違いなく面白いし、楽しいだろうと不安より期待が勝りました」と語る味方は、「撮影初日に、結婚のお祝いで大きな花束を持ってきてくださり、まるで初対面とは思えない空気感での会話に、良い意味で戸惑いましたが、そのおかげで気負うことなく作品に入り込むことができました」と初共演を回想。約3年ぶりの共演となる川口についても「個人的に心地良い距離感にいてくれる川口さんと、むず痒(がゆ)いシーンを作り上げるのに勝手に苦労しました。初共演した作品は、重厚感の塊のような作品でしたので、今作で全く別の世界線に立てるのは楽しかったです」とコメントしている。
「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」は、4月27日21時からオンエア。三宅恵介が総合演出、君塚良一が脚本、大岩賞介、藤沢めぐみ、杉本高文(さんま)がギャグ考案を担う。
フジテレビ開局65周年企画「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」
フジテレビ系 2024年4月27日(土)21:00~23:40
味方良介 コメント
オファーを受けたときの率直な心境
作品を拝見したことがなかったので、過去作品を観て、独特な世界観に面食らいましたが、あの“明石家さんま”が作る世界なら、間違いなく面白いし、楽しいだろうと不安より期待が勝りました。
しかも、さんまさんとバラエティーではなく、ドラマ作品で初めてご一緒するというのも貴重な経験なので、現場でお会いできる日が楽しみでした。
腰越郁也を演じるにあたり、どのようなことを意識したか
台本を読んだ時は読解が難しかったので、特にこれといった意識はなかったのですが、現場に入ってから、監督の求める演出や役、シーンの雰囲気、さんまさんの作り出す笑いを徐々に理解しながら、“腰越郁也”という人物が形成されました。
初共演の明石家さんまの印象や、現場でのエピソード
生まれた時からテレビ画面の中で爆笑をかっさらっている“お笑い怪獣”と共演できる恐怖とうれしさで、久しぶりに震え上がりました。元々バラエティーを見るのは好きで、「さんまのお笑い向上委員会」を毎週楽しく拝見していて、芸人さんへのリスペクトがあり、その中でも、場を掌握するさんまさんへの尊敬は計り知れません。故に、さんまさんとの初共演がドラマで良かったと安心しているところもありました。撮影初日に、結婚のお祝いで大きな花束を持ってきてくださり、まるで初対面とは思えない空気感での会話に、良い意味で戸惑いましたが、そのおかげで気負うことなく作品に入り込むことができました。
カメラが回っていないところでも笑いを生み、奇跡を起こす、さんまさんは本当に“お笑い怪獣”でした。
約3年ぶりの共演となる川口春奈の印象や、現場でのエピソード
3年ぶりとは思えないほど、あっさり共演がスタートしました。個人的に心地良い距離感にいてくれる川口さんと、むず痒(がゆ)いシーンを作り上げるのに勝手に苦労しました。初共演した作品は、重厚感の塊のような作品でしたので、今作で全く別の世界線に立てるのは楽しかったです。
ギャグも満載だが、収録の際に大変だったことや戸惑ったこと
お芝居とお笑いの要素が絶妙に絡み合っていて、台本を読んだ限りでは、どう作り上げられるのか未知でした。現場でも、日常会話シーンのあちらこちらにお笑いが潜んでいて、リアクションを取らずに話を進めなくてはならず、序盤は戸惑いしかありませんでしたが、撮り進めるうちにすんなり状況を理解して、一つ一つを終えていく自分の成長にも驚きました。
視聴者へメッセージ
2003年以来21年ぶりの最新作ということで、過去のシリーズをご覧になっている方はもちろん、今回初めて見るという方も楽しめる作品になっているはずです。登場人物だけでなく、身につけているもの、置かれているもの、全てにお笑いの要素が含まれていると言っても過言ではありません! お見逃しなく! もちろんお笑いだけではなく、家族愛もこの作品の大事なテーマになっているので、そのストーリーも見逃さないでいただけたらうれしいです。
映画ナタリー @eiga_natalie
味方良介「心はロンリー 気持ちは『・・・』」でさんまの部下役「尊敬は計り知れません」(コメントあり)
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