本田が演じるのは、晴原の婚約者で、舘ひろし扮する特命担当大臣(防災担当)・園部肇一(そのべけいいち)の一人娘である園部灯(あかり)。SDMを提唱した気象庁気象研究官であり、晴原を気象学の世界に勧誘した人物でもある重要な役どころだ。
自分の地盤を継がせようとする父と不仲な時期もあったが、幼い頃に見た空の美しさに魅せられ気象学研究官の道へ。研究官としてまい進する傍ら、自然災害の多い日本において、行政の枠組みや既存組織にとらわれず迅速に判断を下すための組織を立ち上げる夢を叶えようと日々奮闘していた。大雨が降りしきるある日、自宅で気象解析を行っていた晴原と灯は、大きな災害が発生する場所を突き止める。そして2人は、人的被害の拡大を防ぐためそれぞれの職場へ向かう。劇中では、自然災害の恐ろしさを知っているはずの灯がなぜ亡くなってしまったのか、彼女の死の真実についても明かされていく。
山下と本田の共演は、2012年に放送された「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2012」以来。連続ドラマでは今回が初共演となる。本田は「灯は晴原にとって“光”のような存在で全ての原動力になっています。この作品のシリアスでありながらどこか温かい面を、灯を通して表現できたらと思います」と意気込んだ。
浜田秀哉が脚本、
ブルーモーメント
フジテレビ系 2024年4月24日(水)スタート 毎週水曜 22:00~22:54
※初回は15分拡大
本田翼 コメント
台本と原作をそれぞれ読ませて頂いて、最近の気象状況にリンクする部分があり、身近に起こりうる出来事が題材なので、とても意味のある作品になるのではないかと感じました。まだ私が新人だった12年前、山下さん主演の「ほん怖」に出演させて頂いたことがあったのですが、今回初めて連ドラでご一緒させて頂けること、そして、「ラジハII(ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~)」から3年ぶりに会うスタッフさんもいらっしゃるなど、この作品に参加できたことをうれしく思っています。灯は晴原にとって“光”のような存在で全ての原動力になっています。この作品のシリアスでありながらどこか温かい面を、灯を通して表現できたらと思います。灯はSDMメンバーではないですが、SDMの活躍がどのように描かれるのかとても楽しみです。また灯の“真実”が明かされた時、皆さんがどう感じられるのか私自身いまからドキドキしています。
高田雄貴(プロデューサー)コメント
“ブルーモーメント”は、原作も連続ドラマも“大きな愛の物語”だと私は思っています。その要が園部灯というキャラクターです。灯はSDMの提唱者であり、晴原と園部大臣はその遺志を叶えるために動き、そして灯の死の真相をずっと追い続けています。そんな灯を演じて頂くのは本田翼さん! 太陽のような笑顔と見る人の心を明るくするお芝居はもちろんですが、本田さんご自身も幅広く活躍され新しい道を開拓されている、その力強さも灯のイメージにピッタリだと思い、オファーさせて頂きました。そして山下さん演じる晴原と本田さん演じる灯の2ショットが、なんと美しく、なんと温かく、そしてなんと切ないことか…。灯を本田さんに演じて頂いて本当に良かったと思いました。本田さん演じる灯が描く愛と謎、視聴者の皆様も引き込まれること間違いなしです。お楽しみに!
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