福島県のとある港町が舞台の本作は、大切な人ときちんと別れないまま立ち止まってしまったある親子の物語。震災で妻を失い心に傷を抱えたまま、高齢者や生活困窮者を相手に散骨業を営む井口真吾を瀧、水産加工工場で働く真吾の一人娘・奈生を
このたび公開された予告には、通り魔殺人事件の犯人の遺骨をめぐって執拗に真吾に迫るジャーナリストの姿や、「私はお母さんの骨が欲しい。ほんのひとかけらだけでも」という奈生のセリフが収録されている。映像の最後には、白石和彌の「失敗を許さない世の中で、再生の物語に魂を揺さぶられる。この物語は小林且弥の物語であり、ピエール瀧の物語であり、見る人の物語だ」というコメントも映し出された。
映画「水平線」本予告
「水平線」完成披露上映会
2024年2月19日(月)東京都 テアトル新宿
18:00の回上映後、舞台挨拶
<登壇者>
ピエール瀧、栗林藍希、足立智充、内田慈、小林且弥(予定)
白石和彌 コメント
十数年前に出会った小林且弥の目を思い出す。意思が強く、それでいてどこか憂いのある目をしていた。
人を見つめる優しい眼差しは、今も何一つ変わっていない。
失敗を許さない世の中で、再生の物語に魂を揺さぶられる。
この物語は小林且弥の物語であり、ピエール瀧の物語であり、見る人の物語だ。
小林監督、大きな瀧さんの背中を撮ってくれてありがとう。
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