Amazon Originalドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」の配信記念イベントが本日2月8日に東京・ららぽーと豊洲で開催され、キャストの
「沈黙の艦隊」と書かれた船に乗り、東京湾の海上に現れた大沢ら。キャスト陣が船上に上がって手を振るサプライズに、買い物客からは拍手が起こる。大沢はこの演出について、同施設内のユナイテッド・シネマ豊洲に場所を移して行われたトークイベントで「東京湾を舞台にした大海戦が繰り広げられる激しい作品なので、ちょうどいいご挨拶ができたかなと思います」とコメントした。
海江田役で主演を務めたほか、製作としても参加した大沢。240以上の国と地域で配信されることについて「このために数年間みんなでがんばってきたので、どういうふうに観られるのかすごく楽しみでもあり不安もあります」と吐露する。江口は、自身が演じた内閣官房長官・海原渉について「海江田による独立国と同盟を組もうとする姿勢や、その意志を見せたら戦争が始まるかもしれないという恐怖心を持っているところが好き。日本人にとっては奥深いものだと思うんですが、世界各国の人がどう思うのか楽しみです」と期待を込めた。
海江田というキャラクターについての話題では、中村が「ドラマでは、映画よりも海江田の人間らしさが見える。陸に上がった海江田さんを知らなかったので、政治家たちと向き合って真の狙いや思いを話しているシーンは一視聴者としてドキドキしました」と語る。笹野は「(本作の撮影では)海江田さんと私(内閣総理大臣・竹上登志雄)が会談するシーンで初めて大沢さんにお会いしました。リハーサルで歩いて来る姿を見たとき、イメージ通りの海江田だったので緊張して『この人と会談をしなくちゃいけないのか』と目が離せませんでした」と述懐。大沢の存在感には夏川も共感し「迫ってくるえたいの知れなさに鳥肌が立ち、何を要求してくるのか、セリフではわかっていてもぞっとする。“俳優の大沢さん”とは感じられなかった。海江田さんだった」と振り返った。
心を動かされたキャラクターやシーンについて質問が飛ぶと、上戸は「前半は海江田が何を考えているのかわからない、血が通っていない感じに見えるんですけど、ドラマで描かれる(玉木宏演じる、海上自衛隊のディーゼル潜水艦たつなみの艦長・)深町洋との関係がすごく好きで、クライマックスでは泣けました」と口にする。1日で8話を一気見したという前原は「戦闘シーンなど、映像表現に本当にテンションが上がる。映像チームのプロフェッショナルさに心を動かされました。いいドラマってオープニングもかっこいいと思っているんですが『沈黙の艦隊』、かっこよかったです!」と自信を見せた。
後半には、海江田、深町、海原の3人から“理想の上司”を選ぶコーナーも。江口・上戸・前原とともに深町を選んだ大沢は「人間味があふれていて信頼できる。海江田にはまずついていかないし(笑)、海原の部下だと残業が多そうなので」と理由を述べる。笹野・夏川は海原と回答。唯一、海江田を選んだ中村は「付かず離れずの関係が自由でいいかなと。入社1年目だと熱い上司に憧れるんですけど、3、4年目ぐらいで『その熱さを押し付けられても……』と気付くと思うので(笑)」と現実的な理由を話してキャスト陣を笑わせた。
イベントの最後には、原作者であるかわぐちから手紙が届けられた。彼はキャスト・制作スタッフに向け「東京湾の激戦の大迫力とともに、条約交渉の場面をあふれる緊張感とみなぎる現実感で仕上げていただいたこと、感謝いたします」とメッセージを贈る。大沢は「最初にお会いしたときに、30年間大切にしてきた子供を手放すような寂しい表情をしていたのを今も忘れられません。ドラマ版でも映像チームの一員のようになってくれて、何から何まで温かく見守ってくれて、先生には感謝しています」と真摯に伝えた。
映画と同じく
かびん @Kavin_DDO
【配信記念イベントレポート】「沈黙の艦隊」大沢たかおの“えたいの知れなさ”に共演者が鳥肌、”理想の上司”も発表(写真31枚) https://t.co/kXLG9pCmnv
アマプラで明日から?