アンソニー・ウォンが「リアルな人間の姿だ」と語る「白日青春」メイキング映像、来日も決定

香港映画「白日青春-生きてこそ-」のメイキング映像がYouTubeで解禁。主演を務めたアンソニー・ウォンが日本公開に合わせて来日することも決定した。

本作は実の息子とうまく関係を築けなかったタクシー運転手が、香港に住む難民の少年と心を通わすヒューマンドラマ。父親を交通事故で失い、難民で構成されたギャングに加わるしかなかったハッサンと、そのことで警察に追われる身となった彼を助けようとするチャン・バクヤッの関係が描かれる。アンソニー・ウォンがチャン・バクヤッ、パキスタン出身で香港在住のサハル・ザマンがハッサンを演じた。

映像は、台湾の第59回金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞したアンソニー・ウォンがスピーチをする場面から始まる。そのほか本作の本読みや撮影現場の様子、アンソニー・ウォンが「高齢者や父親役は経験したが、クズ老人は初めてだ。善意から悪いことをする」「でも悪人じゃない、リアルな人間の姿だ」と自身の役柄について語るインタビューも収録された。

ラウ・コックルイの長編監督デビュー作「白日青春-生きてこそ-」は、1月26日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。アンソニー・ウォンは公開初日に東京・新宿武蔵野館で行われる舞台挨拶に登壇する予定だ。詳細は新宿武蔵野館の公式サイトで確認を。

映画「白日青春-生きてこそ-」メイキング映像