記憶をモチーフにした本作は、母娘の交流を描く「味の話」、男女が夜に逃避行する物語「香の話」、女学生2人の関係を映し出す「音の話」の3編からなる。監督は「この日々が凪いだら」で長編劇場デビューを飾った1997年生まれの
山下のほか、
なお本作は、音楽と映画の祭典「MOOSIC LAB 2024」で特別上映が行われる。12月12日と18日に東京・K's cinema、2024年1月10日に東京・シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」でスクリーンにかけられる。
山下リオ コメント
家族ってなんだろう。到底答えられるはずもないその核心は今も形を持たず端々に散らばったままですが、この作品を通して、破片を拾い上げてゆく中、頭で考える以上に五感で感じてきた記憶が、それぞれの形や色、匂いを見せてくれたような体験ができたと思います。世界中の人間には家族がいると思うし、家族がいたと思う。そしてまた家族を作っていくんだと思う。自分にしか分からないその形を、それぞれの魂で感じていただければいいなと思います。
常間地裕 コメント
誰かと歩いたことのある道を通れば、ふと当時の景色を思い出す。あのとき聞いた音や、そこに漂っていた香り……もしかしたら触れた手の感触まで蘇ってくるかもしれない。(蘇ってこない、かもしれない。)
今まで忘れていたのに、不思議なものです。
私はそんな愛おしい“記憶”たちを描きたいと思いました。それらが日々の支えになっているような気がしたからです。あなたにとって本作が、そうなれたらと思います。そしていつの日か、この映画の記憶が、あなたと再び繋がることを願います。
山下リオの映画作品
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これ@12/1文フリ東京い-46 @Ritalin_203
まさかのセンゲキシネマズ。気にはなるんだけど電車だと長野から飯田に行くよりも東京に行く方が楽だし速いんだよなぁ。ロキシーとかでやってくれればいいけど。 https://t.co/ZfOmC07zMX