山下リオ主演映画「記憶の居所」12月に先行上映、監督は「この日々が凪いだら」の常間地裕

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山下リオが主演を務めた中編映画「記憶の居所」が、12月1日より長野・センゲキシネマズで先行上映。2024年2月からは東京・ユーロスペースで公開される。

「記憶の居所」メインビジュアル

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「記憶の居所」場面写真

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記憶をモチーフにした本作は、母娘の交流を描く「味の話」、男女が夜に逃避行する物語「香の話」、女学生2人の関係を映し出す「音の話」の3編からなる。監督は「この日々が凪いだら」で長編劇場デビューを飾った1997年生まれの常間地裕が担った。

「記憶の居所」場面写真

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山下のほか、小久保寿人磯西真喜山本奈衣瑠サトウヒロキ山口森広らが出演し、事務所未所属者を対象に行われたオーディションで1000人以上の中から選ばれた新人・橘舞衣や富山雅、朴聖賢もキャストに名を連ねる。山下、常間地から届いたコメントは下記の通り。

なお本作は、音楽と映画の祭典「MOOSIC LAB 2024」で特別上映が行われる。12月12日と18日に東京・K's cinema、2024年1月10日に東京・シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」でスクリーンにかけられる。

山下リオ コメント

家族ってなんだろう。到底答えられるはずもないその核心は今も形を持たず端々に散らばったままですが、この作品を通して、破片を拾い上げてゆく中、頭で考える以上に五感で感じてきた記憶が、それぞれの形や色、匂いを見せてくれたような体験ができたと思います。世界中の人間には家族がいると思うし、家族がいたと思う。そしてまた家族を作っていくんだと思う。自分にしか分からないその形を、それぞれの魂で感じていただければいいなと思います。

常間地裕 コメント

誰かと歩いたことのある道を通れば、ふと当時の景色を思い出す。あのとき聞いた音や、そこに漂っていた香り……もしかしたら触れた手の感触まで蘇ってくるかもしれない。(蘇ってこない、かもしれない。)
今まで忘れていたのに、不思議なものです。
私はそんな愛おしい“記憶”たちを描きたいと思いました。それらが日々の支えになっているような気がしたからです。あなたにとって本作が、そうなれたらと思います。そしていつの日か、この映画の記憶が、あなたと再び繋がることを願います。

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(c)Filmssimo

読者の反応

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これ@12/1文フリ東京い-46 @Ritalin_203

まさかのセンゲキシネマズ。気にはなるんだけど電車だと長野から飯田に行くよりも東京に行く方が楽だし速いんだよなぁ。ロキシーとかでやってくれればいいけど。 https://t.co/ZfOmC07zMX

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