外山文治の短編「reincarnation」岡本玲が生まれ変わりに思いを託す主人公に

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外山文治が監督を務める短編映画「reincarnation」が、12月9日に第29回函館港イルミナシオン映画祭2023で上映。2024年に劇場公開される。

「reincarnation」ティザービジュアル

「reincarnation」ティザービジュアル

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長野県の雪山で撮影された本作は、結ばれることの許されなかった恋心を抱く主人公・柏木ひさこが、“生まれ変わり”に思いを託す物語。大正12年、ひさこは佐山千代との関係を解消し、いいなずけと結婚する。別れを惜しむ千代はひさこに「生まれ変わって会いにいく」と伝えた。ひさこの結婚生活はうまくいかず、やがて彼女に不幸が訪れる。そして100年後の令和の時代に、ひさこと千代は再会を果たすのだった。

「茶飲友達」で外山とタッグを組んだ岡本玲がひさこを演じ、橘舞衣、伊藤白馬、山口詩史、児玉健太郎がキャストに名を連ねる。岡本は「『雪山に鮮血が映える作品を撮りたいんです』と話す外山さんの少年のようにきらきら輝く姿に導かれ、今作が誕生しました」、外山は「極寒の雪山で撮影された鮮烈なショットの一つ一つが今も私の心に深く焼き付いています」とコメントした。YouTubeでは特報が公開中。

映画「reincarnation」特報

岡本玲 コメント

外山監督とご一緒した前作「茶飲友達」が完成してすぐの頃、「雪山に鮮血が映える作品を撮りたいんです」と話す外山さんの少年のようにきらきら輝く姿に導かれ、今作が誕生しました。年の暮れ、極寒の中、ひたすらに純粋無垢に取り組んだ作品です。皆さんに見て頂ける機会をいただき嬉しく思います。想いが届きますように。

外山文治 コメント

運命に翻弄された主人公の、いつの時代も変わることのない人を想う心。
もともとは1日限りのイベント上映のために撮影したショートフィルムを、この度一般公開できる運びとなり嬉しく思います。極寒の雪山で撮影された鮮烈なショットの一つ一つが今も私の心に深く焼き付いています。

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(c) reincarnation project 2023

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