監督・外山文治×主演・岡本玲「茶飲友達」公開決定、舞台は高齢者売春クラブ

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「ソワレ」の外山文治監督作「茶飲友達」が、2023年2月に東京・ユーロスペースほか全国で順次公開決定。あわせてティザービジュアルと特報が到着した。

「茶飲友達」ティザービジュアル

「茶飲友達」ティザービジュアル

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本作はENBUゼミナールのシネマプロジェクト第10弾作品。擬似家族と化した高齢者売春クラブ「茶飲友達(ティー・フレンド)」を舞台に、クラブに在籍する通称“ティー・ガール”たちや、閉塞感を抱えながら組織を運営する若者たちの姿が描かれる。「茶飲友達(ティー・フレンド)」を設立する主人公・佐々木マナを岡本玲が演じたほか、磯西真喜瀧マキ岬ミレホ、長島悠子らがキャストに名を連ねる。

岡本は「時にぶつかり合いながら、スタッフキャスト、そしてクラウドファンディングに参加してくださった皆様と、みんなで愛を注いだ作品です」、外山は「私がシニアの光と影や若者の閉塞感を撮り続けてきた中で、もっとも快活で愛おしい映画です」とコメントを寄せた。特報はYouTubeで公開中。

岡本玲 コメント

ワークショップオーディションから始まりコロナ禍での撮影中止を乗り越え、大切に育ててきた「茶飲友達」がついに完成しました。
万人が納得する正しさを求められる社会で、傷つきながら器用に生きる現代人。
目を逸らして投げ捨てられてきた痛みを拾いあげた映画です。
時にぶつかり合いながら、スタッフキャスト、そしてクラウドファンディングに参加してくださった皆様と、みんなで愛を注いだ作品です。
多くの方の目に留まることを切に願います。

外山文治 コメント

いつか高齢者が「おじいさん・おばあさん」の役割を脱ぎ捨てた映画を作りたいと願っていました。
私がシニアの光と影や若者の閉塞感を撮り続けてきた中で、もっとも快活で愛おしい映画です。
老いも若きも、誰だってひとりは寂しい。それなのに社会が、法律が、同調圧力が、人々をより孤独に向かわせて生きづらい世の中にしていると私は思います。
今こそ「茶飲友達」をお届けしたいです。

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(c)2022 茶飲友達フィルムパートナーズ

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おおとも ひさし @tekuriha

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