連続ドラマ「ブラックポストマン」の記者会見が本日8月17日に東京・テレビ東京で行われ、キャストの
本作は“ごく普通の郵便配達人”が自らの過去と向き合い、「ネバーランドの悪魔」連続殺人事件に巻き込まれていくサスペンス。田中が警察や司法が手を出さない事件の加害者を制裁するダークヒーローの顔も持つ郵便配達員・副島力也を演じた。
田中は「どこまで話していいか難しいですね。ちゃんと聞いてからここに出たらよかった(笑)」とネタバレにならないよう緊張しつつ挨拶し、「いろいろと訳ありっぽい主人公を演じさせていただきます」と役どころを紹介する。力也の後輩でバディの郵便配達人・草薙桃役の志田は「桃は明るくてどこにでもいるような普通な女の子。実はいろいろ抱えて生きているのですが、まだ言えないことが多いんです。楽しみにしていただければ」とアピールした。
力也の幼なじみで刑事の祖父江ひなた役を務めた高橋は「風を浴びて髪かき上げて、みたいなかっこいい女性です」「かなり強気だし、初日から力也の胸ぐらをつかんでいます」と自身が演じたキャラクターに言及する。田中が「撮影でね」と付け加えると、高橋は「“オフ”でじゃないです!」と慌てた。力也と桃の先輩郵便局職員・原田遥香役の近藤は「はるながはるか役をやる。ややこしいところはあるんですけれど……」と相方の箕輪はるかを彷彿とさせる役名に触れ、「監督から“近藤春菜み”を消したいと言われ、メガネを外して髪をウェイビーにして、緑色のネイルも塗っています。職業病かな、緑色だからシュレック(のギャグを)振られてるのかな?と思うことも」とつぶやいて笑いを誘う。
脚本について聞かれた田中は「副島(そえじま)という役なんですが、ずっと福島(ふくしま)だと思って読んでいて、現場に行って副島だと気づきました。最初のふりがなを見失って……」と嘆き、「未来ちゃんも僕を『福島さん』と呼んでいて、よかった俺だけじゃなかった!と安心した」とうれしそうな表情で話す。志田は「脚本をちゃんと一言一句見ていないってことですよね」と照れ笑いを浮かべ、近藤は「私も一回『福島さん』と言ったことがあって、助監督さんに耳元で教えてもらった」と田中に同意する。高橋が「漢字に強い友達に教えてもらって、現場では大丈夫でした」と話すと、急に飛び出た“漢字に強い友達”というフレーズの強さに共演者たちは大笑いしていた。
会見の終盤に、田中は「(今回の役は)ダークヒーロー。本人自身や作品に危うさを持てるように、バランスに気をつけています」と役作りを語り、「サスペンスとしてすごく優秀な作品で、シンプルにわくわくしてもらえると思います。まずは1話を3回くらい観ていただいて、2話も楽しみにしていてください!」と呼びかけた。
全7話の「ブラックポストマン」はテレビ東京系で8月18日にスタート。脚本は寺田敏雄、鹿目けい子、武井彩、演出は権野元、鈴木浩介、本橋圭太、柿原利幸が手がける。
ブラックポストマン
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
2023年8月18日(金)スタート 毎週金曜 20:00~
※初回2時間スペシャル
kinoko @kinoko38355270
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