「インスペクション ここで生きる」監督の思いに主演俳優が共鳴、「守ることが僕の使命」

A24が贈る映画「インスペクション ここで生きる」の特別映像が、YouTubeで公開された。

本作は、監督・脚本を担当したエレガンス・ブラットンの体験にもとづく物語。ゲイであることを理由に母に捨てられ、16歳から10年間ホームレス生活を送る主人公・フレンチが、生きるためにすがるような思いで海兵隊に志願し、理不尽な日々の中で暴力と憎悪に立ち向かっていく様子が描かれる。

映像の中でブラットンは「（母が）僕のことを避けられないように映画監督になった」と過去を振り返り、「僕の人生を見せることで人々に勇気をもたらしたい」と胸中を語る。フレンチ役のジェレミー・ポープは彼の思いに共鳴し「監督を守ることが僕の使命だと感じた。同じ黒人でクィアのアーティストとして」とコメントした。ガブリエル・ユニオン、ラウル・カスティーヨ、ボキーム・ウッドバインも登場する。

「インスペクション ここで生きる」は東京・TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国で上映中。

※「インスペクション ここで生きる」はR15+指定作品