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長浦京の同名小説を映像化した「リボルバー・リリー」は、大正末期の東京を舞台に、かつて“もっとも排除すべき日本人”と呼ばれた元諜報員・小曾根百合を主人公としたハードボイルドアクション。百合を演じ、ダークヒロインという新境地を開拓した綾瀬は「憂いのある大人っぽい役は初めてだったので、どんなふうにしゃべるか、どんなものを身にまとっているかというところから考え、やりがいがありました」と述懐する。アクションシーンの撮影については「学生時代の部活みたいだったのが印象的でした」と述べ、「1秒遅れるとけがにつながる。集中力と気合いでがんばりました」と真剣勝負の現場を振り返った。
弁護士・岩見良明を演じた長谷川は、たばこを吸うシーンが多かったため「本当にずーっと吸っていたんで、たまにウッとなったりしました(笑)」と告白。そしてファンに向けて「激動の時代に女性たちが活躍しまくるアクション映画になっています。ぜひお楽しみに」と呼びかけた。
陸軍大尉・津山ヨーゼフ清親役のジェシーと、陸軍大佐・小沢役の板尾は本作で初共演。上司と部下の関係を演じたわけだが、すっかり仲良くなったようで「もうお友達ですね」と声をそろえる。ジェシーは「2人のシーンの合間にお話もさせていただいて。板尾さんは見た目からしてお酒強いんだろうなあと思っていたら、全然飲まれないそうで。かわいかったです。今度オレンジジュース飲みにカフェ行きたいなと思います」と話し、板尾と笑い合った。SixTONESのメンバーの本作に対する反響を聞かれると、「『キャストが豪華だね』とかそういう話を。でもあまり話してないですね」とあっさり答えるジェシー。板尾が「観たらきっと嫉妬すると思うよ。『やりやがった!』『悔しい!』って」と声を掛けると、ジェシーは「そう思われるぐらいになっていたら、うれしいですね」と期待を込める。
鍵を握る少年・細見慎太役の羽村は映画初出演を果たした。「キャストもすごい方ばかりで緊張していたんですけど、スタッフさんがみんな優しくしてくださって、たくさん学べていい経験になりました」と真剣な表情を浮かべ、事務所の先輩であるジェシーとの交流について「撮影が終わったあとに2人でごはんに行かせてもらい、これからどうやって活躍していきたいかとか、いろいろアドバイスをいただきました」と明かした。行定は本格的なアクション演出に初めて挑戦。「美しいアクションを目指しました。心情が伝わるようなアクションを重んじて、その部分で物語が停滞しないようになればいいなと。自分の今までの映画にプラスアルファで、アクションという1つの武器を得てできた作品だと思います」と胸を張った。
「リボルバー・リリー」は8月11日に全国で公開。
※動画は現在非公開です。
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綾瀬はるか「リボルバー・リリー」に達成感、ジェシーはSixTONESメンバーの“嫉妬”願う https://t.co/rjo2Q71MFa
原作:長浦京『リボルバー・リリー』講談社文庫