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「美少女戦士セーラームーン」シリーズ最終章となるシャドウ・ギャラクティカ編を前後編で描く本作。エターナルセーラームーン/月野うさぎに三石、エターナルセーラーマーキュリー/水野亜美に金元、エターナルセーラーマーズ/火野レイに佐藤、エターナルセーラージュピター/木野まことに小清水、エターナルセーラーヴィーナス/愛野美奈子に伊藤が声を当てた。
三石は「後編は、うさぎちゃんが自分の足で立ち上がり、一歩ずつ前に進んで試練や敵を乗り越えていくカロリー多めなお話です」と語り、観客に向けて「エンディングのあとの映像最高ですよね?」と投げかける。会場からは拍手が。金元は「ついにこれでセーラー戦士たちの物語をまっとうできたと思うと、感慨深いです」と言葉を紡ぐ。
佐藤は「うさぎちゃんが苦しい思いを乗り越えるシーンに涙して……。いつも前を向いてみんなのために進むうさぎちゃんが、なんて愛らしいんだと思える作品です。セーラーマーズとしてはそばにいられない悔しさがありました」と思いを伝える。小清水は「後編も、“ずっとクライマックス”という展開です。ダークサイドのセリフが多かったので、心の中で『うさぎちゃんごめん』と思いながら演じました」と述懐した。
伊藤は「最後まで完走できて、うれしいです。このセーラームーンの現場が大好きだったし、全力を尽くしてやってきたなと感じています」と涙を交えて語る。高橋は「まっすぐなうさぎちゃんを丁寧に追っていくことに集中して作業しました」と話した。
「美少女戦士セーラームーン」の魅力を尋ねられた三石は「月野うさぎを演じると、サビが落ちるというか、心が研ぎ澄まされるというか、技術は置いといて気持ちだけでお芝居しなきゃというスタンスになる。仕事をするうえでセーラームーンのパワーをもらっている感じがするんです。銀水晶のパワーで浄化されているような気持ちになります」と思いを吐露する。
続いて、サプライズでタキシード仮面/地場衛役の
終盤にはキャスト陣1人ひとりが、三石へ抱く感謝や思いを告白していく。三石は「一生分好きって言われたみたいで、もったいない感じです」と返答した。さらに彼女は1990年代のセーラー戦士から「子供たちにたくさん素敵な夢を与えてね」と言付かっていたことを明かし「子供たちに向けてのアピールがちょっと足りなかったかもしれないというのは心残りなので、映画やアニメの旧作からでもいいので、今後も引き続き観ていただけたらうれしいなと思います。皆さまの愛に感謝しかありません」と呼びかけ、イベントを締めた。
※高橋知也の高は、はしごだかが正式表記
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
三石「月野うさぎを演じると、サビが落ちるというか、心が研ぎ澄まされるというか、技術は置いといて気持ちだけでお芝居しなきゃというスタンスになる。仕事をするうえでセーラームーンのパワーをもらっている感じがする」/「セーラームーン」三石琴乃は「皆さまの愛に感謝」 https://t.co/A5B1B2PXJv