高橋洋が共同脚本を手がけた日韓合作ホラー公開、舞台はソウルの地下鉄駅

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韓国のウェブトゥーンを原作に、高橋洋が共同脚本を手がけた実写映画「The Ghost Station(英題)」が「オクス駅お化け」という邦題で10月6日に公開される。

「オクス駅お化け」ティザービジュアル

「オクス駅お化け」ティザービジュアル

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構想9年を経て作られた本作の舞台は、韓国ソウルに実在する地下鉄のオクス駅。“バズらせることがすべて”な駆け出しの記者ナヨンは、ボーイフレンドのウウォンを助手に据えて、アクセス数を稼ぐために地下鉄オクス駅での人身事故の記事を書くことに。取材を進めていくと被害者以外に「線路に子供がいた」という奇妙な目撃談が出てきたうえ、ある目撃者は取り憑かれたように謎の数字を連呼する。そして事件の真相を追ううちに、2人の周囲では次々とおぞましい変死が起こり始めるのだった。

脚本は高橋とイ・ソヨンが執筆し、脚本協力として白石晃士も名を連ねた。監督は「人形霊」のチョン・ヨンギが担当。ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のキム・ボラ、ドラマ「君と世界が終わる日に」シリーズのキム・ジェヒョンN.Flying)のほかシン・ソユルが出演した。高橋は「僕は列車恐怖症で、書いている間、怖くて大変でしたが、そういう苦労が映画から伝わってくれると嬉しいです。いかにも韓国映画らしいエグい展開が待っていますが、実は元ネタは日本で戦後まもなく起こった、あるおぞましい事件です」、チョン・ヨンギは「映画に登場する4桁の数字は、韓国で児童を対象とした犯罪事件の日付であり、忘れずに覚えておきたいという思いで慎重に入れました。日本の皆様に映画を楽しんで頂き、そのことにもほんの少し気に留めて頂けますと幸いです」とつづっている。

このたび到着したポスタービジュアルにはカメラの顔認識のピントが記されており、奥に何かが存在していることがわかる。YouTubeは特報が公開中。

日韓合作「オクス駅お化け」は全国で公開。

高橋洋 コメント

「オクス駅お化け」の脚本を書いたのは今から5年前。パク・クネ政権末期の頃です。オクス駅はソウルのど真ん中、漢江の近くに本当にある駅で、実際の駅名を堂々と出してホラー映画を作るなんて...と日韓の感覚の違いに驚いたというか、羨ましく思いました。地下深くにある廃駅にも案内されました。映画にも地下鉄の廃駅が出てきますが、あれも本当にあるんです。僕は列車恐怖症で、書いている間、怖くて大変でしたが、そういう苦労が映画から伝わってくれると嬉しいです。いかにも韓国映画らしいエグい展開が待っていますが、実は元ネタは日本で戦後まもなく起こった、あるおぞましい事件です。

チョン・ヨンギ コメント

「オクス駅お化け」は、日本のホラー映画の巨匠である高橋洋さんとのコラボレーションにより製作されました。ほとんど前例のない日韓共同製作で完成したホラー映画「オクス駅お化け」は、韓国と日本のホラー映画の特徴と長所を融合し、日本の皆様にも大いに楽しんで頂ける作品に仕上がったと思います。また、映画に登場する4桁の数字は、韓国で児童を対象とした犯罪事件の日付であり、忘れずに覚えておきたいという思いで慎重に入れました。日本の皆様に映画を楽しんで頂き、そのことにもほんの少し気に留めて頂けますと幸いです。

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