ユダヤ人の娘がナチスから身を隠す「キャロル・オブ・ザ・ベル」緊迫した本編映像

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オレシア・モルグレッツ=イサイェンコが監督を務めた「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」より、本編映像の一部が到着した。

「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」場面写真

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「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」ポスタービジュアル

「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」ポスタービジュアル[拡大]

本作は第2次世界大戦開戦前夜のポーランドを舞台に、同じアパートで暮らすウクライナ人、ポーランド人、ユダヤ人の3家族の姿を描いた物語。ソ連とナチスドイツの侵攻をきっかけに、家族から引き離されたポーランドとユダヤの子供たちは、それぞれの素性を隠し、ウクライナ人家族の娘として暮らし始める。

このたびYouTubeで解禁されたのは、通りに出ていたポーランド人の娘がナチスドイツ兵から「ユダヤ人ではないか」と疑われ、母ソフィアが自宅で詰問されるシーン。ソフィアが証明書を見せて冷静に対応する部屋の奥で、息を殺しながら身を隠す娘の姿が映し出される。

子供を育てながらウクライナ・キーウに住むイサイェンコは「ウクライナに生きる人々の中に戦争や悲劇的な出来事を経験せずに生き延びている人は1人もいませんので、この映画に取り組むことは私にとって非常に重要でした」と語る。また「この映画はあらゆる国家における文化と伝統が人間性においてもっとも偉大な宝物であることを提示します。登場人物たちは、作中ほとんどの時間を外界から隔絶されていますが、音楽が彼女らをその悲しみから守っているのです」と述べた。

「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」は、7月7日より東京・新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国でロードショー。

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(c)MINISTRY OF CULTURE AND INFORMATION POLICY OF UKRAINE, 2020 – STEWOPOL SP.Z.O.O., 2020

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